高速道路の逆走対策28件を選定 2018年度の実用化目指す NEXCO各社

NEXCO各社が高速道路の逆走対策28件を選定。今後、実道で検証などが行われ、2018年度からの実用化が目指されます。

物理、センサー技術などで逆走を防止

 大成ロテックの「ウェッジハップ」は、路面に設置するくさび形をした非対称の段差(ウェッジハップ)です。順走車はスムーズに通過できますが、逆走車がこれを踏むと振動と衝撃音が発生します。

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大成ロテック「ウェッジハップ」のイメージ(画像:NEXCO中日本)。

 逆走車を検知する技術も各社から提案されました。準ミリ波レーダー、マイクロ波センサー、レーザーセンサー、3Dステレオカメラ、高解像度カメラ、ドップラーレーダー、赤外線サーマルカメラなどを用いて、車両を解析、特定するというものです。このほか、ETC2.0などを活用した車載機器による逆走車両への注意喚起技術も提案されています。

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古河電気工業「準ミリ波レーダーによる逆走検知」のイメージ(画像:NEXCO中日本)。

 選定された技術提案は、2017年度からおおむね1年間、実道において検証と評価などが行われ、2018年度からの実用化が目指されます。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 赤信号を設置しとけばええんちゃうの?