軽自動車「白ナンバー」人気? 「ラグビーW杯」特別仕様で 区別に難、問題は?

自家用軽自動車に交付されている、ラグビーW杯日本大会特別仕様ナンバープレートが、自家用普通・小型自動車用とそっくりです。不都合はないのでしょうか。

軽自動車も「白地に緑文字」ナンバープレート

 自家用軽自動車のナンバープレートは通常、黄色地に黒文字のものですが、現在、白地に緑文字のものも交付されています。これは2019年に日本で開催される「ラグビーワールドカップ」を記念し、その支援の一環として作られたものです。

170512 keinumber 01 1
上が通常の自家用軽自動車のナンバープレート。中と下が「ラグビーワールドカップ」特別仕様(画像:国土交通省)。

 この軽自動車用「ラグビーワールドカップ」特別仕様のナンバープレートですが、普通・小型自動車用の特別仕様と同じデザインで、しかも、通常の自家用普通・小型自動車用ナンバープレートとほぼ同デザインのものも存在します。そこに問題はないのでしょうか。国土交通省自動車情報課に話を聞きました。

――そもそも、自家用軽自動車のナンバーはなぜ黄色なのでしょうか?

 1973(昭和48)年に、白地から黄色地へ変更されました。当時、高速道路における軽自動車の最高速度は現在よりも20km/h低い80km/hに定められていました。また、通行料金も普通車と異なることもあり、速度規制のうえでも、料金区分を判定するうえでも、ナンバープレートの色で軽自動車であるとわかりやすくしたのです。

――それがなぜ、今回のようなことになったのでしょうか?

 黄色ナンバーがあくまで標準です。今回は「ラグビーワールドカップ」を支援する政府の取り組みとして、期間限定で特別なナンバープレートを取得できるようにしたもので、そのデザインがたまたま白地であったということです。

※ ※ ※

 軽自動車のナンバープレートの塗色については、「道路運送車両法施行規則」第45条により、自家用が黄色地に黒字(黄色ナンバー)、事業用が黒地に黄色字(黒ナンバー)と定められていましたが、一部改正する省令が2017年4月1日から施行されたことにより、自家用に「図柄入りナンバープレート」が導入されました。「ラグビーワールドカップ」特別仕様ナンバープレートは、その「図柄入り」第1号になります。

 上記の「デザインがたまたま白地であった」とは、この「図柄」が「たまたま白地であった」という意味です。

この記事の画像をもっと見る(2枚)

画像ギャラリー

  • Thumbnail 170512 keinumber 02 1
  • Thumbnail 170512 keinumber 01 1

関連記事

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. デザインがたまたま白地であった・・・これって単なる言い訳でしょ?
    事業者用を見れば一目瞭然。白地ではあるが緑に縁取りされている。 軽自動車用も黄色に縁取りするのが当然。単に企画倒れを防ぐ為に軽ユーザーからの申し込みを当て込んで、故意に普通・小型用の白と同一としたに違いない。本当に応援の意味で申込するなら「寄付金付き」になるだろうが実態は軽カモフラージュだけが目的の寄付金なしが圧倒的。役人の思考回路を疑わざるを得ない。