国道299号の日高~飯能間バイパス、7月開通 秩父~入間間の改良が完了
2017年7月1日、国道299号の日高市台~飯能市飯能間にバイパスが開通。これにより、国道299号の秩父~入間間で進められてきた拡幅やバイパス整備などの事業が完了します。
道幅の狭い区間を迂回
埼玉県は2017年5月24日(水)、国道299号の日高市台から飯能市飯能に至る区間(台飯能工区)のバイパスが、7月1日(土)15時に開通すると発表しました。
国道299号は、長野県茅野市から佐久穂町、群馬県上野村、埼玉県秩父市、飯能市などを経由し、入間市に至る道路です。これまで埼玉県は、秩父市の国道140号交差点から、入間市の国道16号交差点までの区間約42kmで、道路拡幅やバイパス整備などを進めてきました。
瀧不動尊前後の現道は歩道がなく、大型車のすれ違いが困難な箇所もあります。今回開通するバイパスは、幅12.5m(2車線)、延長1.5kmの道路で、この幅の狭い区間を迂回します。
台飯能工区のバイパス整備が完成すると、秩父~入間間の道路改良事業がすべて完成。圏央道や埼玉県西部地域から秩父地方へのアクセスが向上し、走行時間の短縮などが図られます。
なお、7月1日(土)午前10時から、日高市台の特設会場ではバイパスの開通記念式典が開催される予定です。
【了】
国道299号の短縮だけでなく、飯能から秩父を登山するときも安心して登りやすくなる。
因みに途中休憩所は秩父方面は正丸駅、入間方面は芦ヶ久保駅(道の駅)が便利です。