都電の最古参車両が引退 東京を走って60余年「いろいろ見てきた」7000形(写真30枚)

都電で60年以上にわたり運転されてきた7000形電車のお別れイベントが開催。かつて都内を縦横に走っていた都電、その縮小やワンマン化などを経てきた古参の電車について、ベテラン職員にも話を聞きました。

「都電ひと筋」50年のベテランが語る7000形の思い出

 1966(昭和41)年に東京都交通局へ入局し、都電の運行や事務などに携わってきたベテラン職員の堤 満さんは、7000形について次のように話します。

「7000形は都電で最も長く活躍し、いろいろなことを見てきた車両です。私が入局したころは、都電の全廃が決まっていましたが、局内でその反対運動もあり、27系統の一部と32系統の線路、つまり現在の荒川線だけが残されたのです。そして1977(昭和52)年から78(昭和53)年にかけての6か月間で7000形は車体が順次更新され、車掌が乗務しない完全ワンマン運転になりました」(堤さん)

 堤さんが入局した当時の都電は、その多くが木造車体で、冬には乾燥でドアが変形し、風や雪が車内に入ってくることもあったそうです。「それに比べて7000形は鋼製で車内も暖かかったです。運転もしやすく好きな車両でした」(堤さん)と話します。

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東京都交通局の堤 満さん。
かつての都電27系統のサイドボード。三ノ輪橋と赤羽を結んだ。
7000形を改修した7700形。

 なお、7000形のうち8両は2016年以降、大規模な改修を受け、7700形という別形式として営業運転に使用されています。東京都交通局は、「7000形は昔ながらの『吊り架け駆動』と呼ばれる方式でしたが、7700形は、台車やモーターなどが最新のものに取り替えられています。車体は7000形と同じですが、走行音などは大きく異なり、乗り心地も向上しています」といいます。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 7000形ってそんなに古くないですよね?

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