東京メトロ、全駅のホームドア設置計画を決定 2025年度までに整備へ

東京メトロが全路線全駅のホームドア設置計画を決定。2025年度までに全駅への整備を目指します。

東西線全駅の設置計画が決定

 東京メトロは2017年6月29日(木)、全9路線全179駅のホームドア設置計画が決定したと発表しました。

 同社は駅ホームでの安全対策として、全駅へのホームドア設置を進めています。今回、東西線の優先設置駅(高田馬場、早稲田、神楽坂、飯田橋、九段下、竹橋)以外についても設置計画が決定したことで、全駅の設置計画が決まりました。各路線の設置計画は次のとおりです。

●銀座線
・工事開始:着手済み
・整備完了:2018年度上期
・浅草駅と上野駅(渋谷方面)は整備済み
・渋谷駅と新橋駅(渋谷方面)は大規模改良工事終了後に整備予定
●日比谷線
・工事開始:2020年度
・整備完了:2022年度
●東西線
・工事開始:2017年度
・整備完了:2025年度(今回決定)
●千代田線
・工事開始:2018年度
・整備完了:2019年度(これまでの2020年度から前倒し)
・北綾瀬駅と綾瀬駅(0番線)は整備済み
●半蔵門線
・工事開始:2017年度
・整備完了:2023年度

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銀座線の浅草駅ホームに導入されているホームドア(画像:東京メトロ)。

 ホームドアは、透過型ハーフハイトタイプが採用されます。1日10万人以上の利用がある駅は2024年度までに、残りの駅は2025年度までに整備される見込みです。各駅の使用開始日などについては、ポスターなどで告知されます。

 なお、丸ノ内線、有楽町線、南北線、副都心線は、全駅でホームドアの整備が完了しています。

【了】

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