「JR最高」で宇宙も楽しめる観光列車「HIGH RAIL 1375」デビュー その特徴は?(写真38枚)

「HIGH RAIL 1375」は運賃+指定席料金でOK 旅行商品も用意

「HIGH RAIL 1375」による列車は、「信州DC」期間である7月から9月までは60日に180本が運転され、7月21日(金)より8月31日(木)は火曜日を除き週に6日、1日3本が走ります。それ以外の「信州DC」期間中は金曜日と土休日に1日3本の運転。10月以降の運転日は未定です。

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小海線の駅には「HIGH RAIL 1375」専用の停止位置目標も登場。
1375セット限定の「小海線 HIGH RAIL 1375 デビュー記念入場券」。
「HIGH RAIL 1375」とそのラッピングレンタカー。

 停車駅は小淵沢、清里、野辺山、信濃川上、小海、八千穂、臼田、中込、岩村田、佐久平、小諸。乗車は「HIGH RAIL 1375」を利用する旅行商品の購入ほか、一般の列車と同様に乗車券と合わせ指定席券を購入する形でも可能です。指定席料金は通年で大人820円、子ども410円。6月30日(金)現在で、運行初日の7月1日(土)と翌2日(日)はほぼ満席とのことですが、この先、日にちや列車によってはまだ空席があるそうです。

「HIGH RAIL 1375」の導入目的についてJR東日本長野支社は、「小海線沿線には県内有数の眺望や自然豊かな恵み、文化など多くの観光資源があり、『のってたのしい列車』を導入することで地域の活性化および広域観光流動の拡大を図っていくためとしています。

「内容に磨きをかけて、秋と冬も小海線の列車として定着させていきたいです」(JR東日本長野支社 小堀明夫営業部長)

「これからの観光に欠かせないものです。力を入れて応援していきたいと考えています」(長野県南牧村 大村公之助村長)

 運行開始の7月1日(土)から、車両のイラストや停車駅各駅の標高がわかるオリジナル台紙つき記念入場券が小淵沢駅、清里駅、野辺山駅、小海駅、中込駅、佐久平駅、信濃鉄道小諸駅で発売されており、価格は1590円。合計1375セットの限定発売です。

 また、この「HIGH RAIL 1375」のラッピングレンタカーも登場。9月30日(土)出発分まで、駅レンタカー佐久平営業所(長野県佐久市)に1台が配置され、通常から25%引の12時間まで4050円、24時間5260円という料金で利用できます(免責保証料、オプションは通常料金)。車種はホンダ「フィット」です。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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1件のコメント

  1. こんなの作ったかと思えば一方で国鉄色に塗り戻したり、まだまだ国鉄色が現役で走る路線もあるに何をやってんだか、小海線はやはりキハ52や58がノーマルで走る姿に価値かあったし清里周辺の開発は逆に艶消しもいいとこだ!昔に高原へいらっしゃい!と言うドラマがあったが今のような小海線沿線ではロケ地には選ばれまいな、