とうきょうスカイツリー駅付近が高架化へ 東武と墨田区が事業着手

2017年7月7日、東武鉄道が、東武スカイツリーライン・とうきょうスカイツリー駅付近の連続立体交差事業(高架化)に着手しました。

2024年度完成予定

 東武鉄道は2017年7月7日(金)、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)・とうきょうスカイツリー駅(東京都墨田区)付近の連続立体交差事業について、同日付で墨田区と施行協定を締結し事業に着手すると発表しました。

 対象はとうきょうスカイツリー~曳舟間のうち約0.9kmです。ここの区間が高架化されると、踏切1か所(伊勢崎線第2号踏切)が解消されます。事業費は約315億円で、墨田区が約235億円(国費、都費含む)、東武鉄道が約80億円を負担。完成は2024年度の予定です。

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連続立体交差事業の区間(画像:東武鉄道)。

 なお、この高架化にあわせてとうきょうスカイツリー駅も改築されます。東武鉄道は「工事期間中は、お客さまおよび近隣にお住まいの方々にはご不便をおかけすることになりますが、安全を最優先に工事を進めてまいります」としています。

【了】

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コメント

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11件のコメント

  1. 2面3線にする事はやはり、旧業平橋で10両編成の列車を折り返しを想定していると思う。
    浅草駅は6両までしか無理な上、押上駅は折り返しが不可能だから田園都市線の遅延防止と伊勢崎線の優等列車を増やす為に10両編成対応2面3線の高架駅にする様だ。

    • この構造は、折り返し運転はしない。
      もし折り返しできる構造にするなら、副本線は中線に置くのが配線的にも妥当。
      そうしないと、浅草からの列車との間で交差障害が発生する。

      それに、押上駅には東武側からの折り返し設備を新設することがすでに発表され準備工事も終わっている。
      快速だって全廃された昨今、いまさら伊勢崎線の優等列車を増やす意味もない。

    • 浅草駅の1番線は8両編成が入れます。

    • GKさん、曳舟駅から押上駅への折り返し設備の工事は既に終っています。曳舟駅の下り線ホーム南側にあったポイントを撤去し、押上駅方面への渡り線が既に設置されています。
      新しい「とうきょうスカイツリー駅に設置される下り副本線」は臨時列車に対応するか、東京メトロ半蔵門線との直通中止になった際の折り返しで使う可能性が考えられます。
      伊勢崎線の優等列車について「増発は有り得ない」という事を言っておられますが、僕は充分あり得ると思いますね。

    • GKさん、快速の廃止は妥当ですね。
      東武鉄道の方針として「館林・南栗橋から南側には基本、抵抗制御車両を入れない」というのが見え隠れするので。
      500系の増備が済み次第、350系の置き換えも行うでしょうから。
      そうなれば「心太方式で200系のVVVF化」も行うでしょうね。

  2. とうきょうスカイツリー駅は現在の留置線を潰した上で2面3線化し、新たに2本の留置線を作る様ですね。
    浅草駅は1番線のみ8両編成が入れるが「東京メトロ半蔵門線との直通中止になった際の折り返し」を考慮して10両編成に対応させるかも。
    あの位置に駅が移れば「東武鉄道の本社と押上駅が近くなる」ので利便性が高くなりますね。

  3. 踏切解消が1箇所なのに連続立体交差事業なの???

    • 新たに区道を整備する予定の他、既存の道路拡幅を行う予定の様です。

      私も踏切解消が1箇所なのに国税、都税が投入される連立事業認定されたのは疑問に思いました。
      大体、解消予定踏切近くに鉄道会社の土地が有り、1箇所だけなら道路を動かした方が圧倒的に安く、早く事業が出来ます。
      繰り返しますが、事業費に国税と都税が投入されます。
      100億以上の金が有れば待機児童問題も緩和するのでは?

    • >とうきょうスカイツリー駅付近の早期立体化が地元の悲願であることから、墨田区は区施行を決めた。
      xtech.nikkei.com/kn/atcl/knpnews/14/660651/00016/?P=3

      だそうです。これに限らず高架化のほとんどは自治体からの要望ですね。
      都税じゃなく区税です。もちろん国からの支援もありますから国税=都民の税金も払われてますけども。