クルマの長ーいアンテナ、どこへ 小さく、短く進化 「コネクテッド」時代はどうなる?

かつてのクルマのアンテナはとても長いものでしたが、技術の進歩により小型で短くなっていきました。今後、「コネクテッド」技術が進展するなかでアンテナはどう変わっていくのでしょうか。

長さ90cm前後だったワケ FMの波長が関係?

 かつてのクルマには、バンパーやトランク、ルーフなどに伸縮式のアンテナが見られましたが、いま道路を見渡しても、あまり見られません。

Large 20170908 01
1970年代に販売されたマツダ「サバンナ」。運転席側のピラーに長いアンテナがついている(画像:マツダ)。

 代わりに、ルーフから角が生えた感じの短いものや、あるいはサメのひれのような突起が見られます。アンテナは短くてもよかったのでしょうか。マツダのアンテナ開発担当者に話を聞きました。

——昔のアンテナはなぜ長かったのでしょうか?

 AMラジオの電波をキャッチするには、アンテナが長いほど有利ですが、FMの場合は最適な長さというものがあります。車体に設置するアンテナの場合、長さを「1/4波長」程度にすると最も効率がよく、たとえば80メガヘルツであれば1波長は3.75m、その「1/4波長」は約0.94mです。そのため、昔は90cm前後まで伸びる「ロッドアンテナ」が主流でした。

——短くなったのはどのような理由があるのでしょうか?

 外観上の問題、風切り音の発生、折れ曲がりや収納の手間、コスト、加えて自動伸縮アンテナなどの場合は故障の問題があり、最近は長いロッドアンテナはほとんど見られなくなりました。

この記事の画像をもっと見る(5枚)

最新記事

コメント

3件のコメント

  1. 将来的には車の外板や枠や天井そのものをアンテナとするコンフォーマルアレイアンテナとかが出てきそうですね。

  2. :%s/衛生通信/衛星通信/g

  3. 昔、このトンネルはラジオが聴けます。なんて看板がありましたよね?あれって幼心にトンネルでラジオが鳴るのかと思ってました。

記事ランキング

  1. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  4. 東京のベッドタウンにできた「道の駅」ウワサ通りの大盛況! 海ないのに「海産物がうまい!」…それこそが人気の秘訣?
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  5. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開