自治体初の水陸両用車、葛飾区へ 災害時も平時も活用? その目的

東京都葛飾区が、自治体では初めてとなる水陸両用車を導入します。災害時だけでなく、平時の活用も想定しているそうですが、どのような特徴があるのでしょうか。

狙いは災害時よりむしろ平時? 「親しんでほしい」その愛称とは?

 再び葛飾区防災課に聞きました。

――災害時以外はどのように利用するのでしょうか?

 防災訓練などに登場させ、子どもたちに親しんでもらうつもりです。葛飾区はかつて大きな水害があったこともあり、全避難所にボートが備えられているなど防災意識が高いはずなのですが、残念ながら防災訓練の参加者は減少しており、特に子どもが少ない状況です。この車両は災害時の対応だけでなく、平時の意識をより高めたいという課題も解決するものと考えています。

――愛称はあるのでしょうか?

「すい防(ぼう)」といいます。軽自動車を改造した東京消防庁の「まちかど防災訓練車」を「ちー防」というのですが、防災訓練などにこの2台を登場させ、「すい防」「ちー防」と呼んで親しんでもらおうと考えています。

※ ※ ※

 葛飾区の担当者はこの水陸両用車について、「今後さまざまな使いかたを検証し、地域に合わせて必要な装備をさらに構築、あるいは増備していきますが、重視しているのはむしろ平時の利用です。子どもたちのために『すい防』『ちー防』を題材にした絵本もつくりたい」と話します。なお、納入は予算案可決から2か月ほどといい、実車は区役所に置かれるとのことです。

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2015年9月、茨城県を中心に発生した水害現場では、サポートマーケティングサービスの「ARGO」が出動。ウシの救助などに用いられた(画像:サポートマーケティングサービス)。
製造元はカナダのODG社(画像:サポートマーケティングサービス)。
水をかく「パドルタイヤ」を装着しており、スクリューがなくても水上を進むことができる(画像:サポートマーケティングサービス)。

「ARGO」はこれまでも日本の土砂災害や水害の現場で活用されていますが、都市においてもその力を発揮できるといいます。前出のサポートマーケティングサービスは「都市の災害では、水溜まりと陸地がまだら模様のごとく点在するようになります。車両が走れるか、ボートが航行できるかをいちいち事前チェックするようなこともなく、グングン進むことができる」と話します。

「消防署への納入が中心でしたが、毎年のように大きな災害が起こっていることから、警察や自治体からも問い合わせが増えています」(サポートマーケティングサービス)という「ARGO」。今後は多くの街で見られるようになるかもしれません。

【了】

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コメント

3件のコメント

  1. 自治体が、水陸両用車か。あり得なくはないが、そういうのは金がないと導入できないからな。一番必要そうな所はそもそも財政赤字か過疎のために導入したくても出来ない可能性が大きいし。仮に導入できたとしても維持費がどうなるかが問題。

  2. 足回りが走れK-100を思い出すジジイな私w

  3. けっこうするな、ちー坊?ちー防?

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