ANAの「赤ちゃんが泣かない」フライトとは? 全乗客赤ちゃん連れの飛行実験を実施(写真33枚)
飛行機のなかは大人でも耳が痛くなるなどしますが、赤ちゃんにとってはどのような環境なのでしょうか。ANAほか3社は、赤ちゃんが泣かないフライトを目指し、このたび飛行実験が実施されました。
4社共同「赤ちゃんが泣かない!? ヒコーキ」プロジェクトとは
ANAは、コンビ、東レ、NTTの3社と共同で「赤ちゃんが泣かない!? ヒコーキ」プロジェクトを開始しました。安心して赤ちゃんと一緒に飛行機に搭乗してもらいたいANA、赤ちゃんグッズの開発と販売に実績のあるコンビ、生体情報のモニタリングが可能な素材を共同開発した東レとNTTが連携します。
その第一弾として、4社グループの社員のなかで3歳未満の赤ちゃんを持つパパ、ママを対象にボランティアを募り、乗客全員が小さな子ども連れという「赤ちゃんチャーター便」を実施しました。
フライトは成田~宮崎間の往復で、乗客数は34組の家族に36名の赤ちゃんで計114名、チャーターされた機材には国際線仕様のボーイング767-300ERが使用されました。行き先に宮崎を選んだ理由としては、「トライアルとして本州だとフライト時間も短いので、宮崎であれば1日で往復できる距離だから」とのことです。
CAのサービスと馬鹿なオッサンをどう抑えるか。