ヤマハ発動機とペーパークラフト、20年の歴史とは あの超絶クオリティが無料のワケ

ヤマハ発動機が同社ウェブサイトで配信するペーパークラフトのページが、2017年で20周年を迎えました。世界中からアクセスがあるという人気コンテンツはどのように始まり、そして無料で20年も続いているのでしょうか。

20周年記念モデルは伝説のあのマシン!

――ここまですさまじいクオリティのものが、現在、ヤマハ発動機のウェブサイトのなかでもあまり目立たないところにあるように思えますが、なにか理由があるのでしょうか?

 ペーパークラフトが本業ではないので(笑)。

 企業として、お客様や社会に伝えなければならない大切な情報もありますし、(ペーパークラフトは)あくまでもエンタメコンテンツのひとつという位置付けです。ここ数年は、検索結果から直接サイトを訪問される方も多いので、(弊社の)ウェブサイト内での場所取りにはあまりこだわっていません。

――有料販売などは考えなかったのでしょうか?

 まったく考えた事はありません!!

――無料というところには、なにかポリシーや理由がありますでしょうか?

 誰にでも気軽(?)に楽しんでいただきたいからです。

※ ※ ※

 ここ数年、ヤマハ発動機が年末に向け発表しているペーパークラフトの新作モデルですが、9月29日(金)には2017年末リリース予定として「超精密シリーズ」新作の「YA-1」が発表されました。

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ヤマハのバイクの原点、YA-1(画像:ヤマハ発動機)。

「YA-1」はヤマハ発動機が1955(昭和30)年に発売した、2輪車の「第壱号機」です。戦後、数多くのバイクメーカーが乱立するなか、最後発だったヤマハ発動機は同年の「第1回浅間高原レース」にYA-1で参戦、1位から4位を独占するという快挙を成し遂げます。その伝説的なマシンの「超精密シリーズ」とのことで、20周年を飾るにふさわしいモデルといえるでしょう。

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1955年に開催された「第1回浅間高原レース」にて、同年に発売されたばかりのYA-1が1位から4位までを独占した(画像:ヤマハ発動機)。

 さらに「10月の中旬ごろには、20周年のプレゼント企画のお知らせができると思います」(三宅さん)とのことです。

 あくまで「本業ではない」ことからか、さほど派手な告知もなく、20周年記念というのにそのページも相変わらず「企業サイト」内のあまり目立たないところにありますが、その中身は「モノ創り企業」の本気を感じさせるコンテンツがすでに展開されていました。

【了】

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