日本の鉄道はどうできた? 『エンジニール』作者に聞く教科書にない「黎明期」とは
「新幹線をつくった男」もいずれ登場…?
――今後『エンジニール』は、どのような展開が控えていますか?
基本的には、現実の鉄道史を反映しながら物語は進んでいきます。今後いろいろな要素が入ってくるんですが、「新幹線をつくった男」として知られる島 安次郎の息子、島 秀雄との、親子の関係と鉄道の発展に対する考え方、捉え方の違いや対立などは考えていますね。ただ、なるべく明治時代にはこだわっていきたいです。
――ありがとうございました。
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『エンジニール―鉄道に挑んだ男たち』の単行本第1巻(リイド社刊)は、10月13日(金)に発売。今回、“最終電車”を擬人化したマンガ『終電ちゃん』第4巻(講談社刊、10月23日発売)も相次いで刊行されることから、出版社をまたいだコラボイベントが実現します。
わたらせ渓谷鐵道(群馬県みどり市)では、この鉄道マンガ2作品のヘッドマークを取り付けた列車が、桐生~間藤間の全線で10月29日(日)まで運行中。また、11月11日(土)には、東京・神保町の書店「書泉グランデ」で、『エンジニール』の作者・池田邦彦さんと、『終電ちゃん』の作者・藤本正二さんによるトークショー&サイン会が開催されます。参加券は同店で13日(金)以降、『エンジニール』第1巻と『終電ちゃん』第4巻を購入した先着50人に渡されます。
【了】
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