寝台列車イメージのホテル「ファーストキャビンステーション あべの荘」誕生 「トワイライト」スイートも再現!(写真38枚)

かつて鉄道ファンを魅了した豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」の客室が、大阪・天王寺に新規オープンするホテルで再現されました。「寝台列車」がコンセプトというそのホテル、ほかにも鉄道にちなむさまざまな仕掛けがされています。

3タイプの客室、それぞれの特徴は?

 気になるお部屋ですが、1階と2階はキャビンタイプの部屋が並びます。ファーストキャビングループの各ホテルは、飛行機のファーストクラスをイメージしたデザインが特徴ですが、このたび登場する「ファーストキャビンステーション」のコンセプトは“夜行列車の個室”。キャビンを仕切るスクリーンは、青い車体の寝台特急「ブルートレイン」を意識したカラーリングで、ロゴも夜行列車をアレンジしたものになっています。

またカプセルホテルとは違い、各キャビンには天井の高い空間が広がり、壁パネルも列車の窓をイメージした意匠に。上級グレードの部屋「ファーストクラスキャビン」には、サイドテーブルも備え付けられています。

Large 20171027 01 Large 20171027 02 Large 20171027 03
     
「ビジネスクラスキャビン」の内部。
「ファーストクラスキャビン」の内部。サイドテーブルなども設置。
3階「プレミアムクラス」は鍵がかかる個室が展開。写真はツインルーム。

 なお、このホテルは旅館業法上の「簡易宿所」として営業するため、各キャビンは鍵をかけることができません。ですがキャビン内には施錠可能なセーフティーボックスが完備されているほか、キャリーケースが置ける大型の荷物置き場を各所に設置。フロントでワイヤーロックの貸出しもあるそうです。

 一方、3階部分は鍵がかかる個室タイプの最上級グレード「プレミアムクラス」。シングル、ダブル、ツインの各タイプがあり、大きな窓のある客室内にはクローゼットなども用意。ユニットバスを省いたビジネスホテルといった感じです。

この記事の画像をもっと見る(38枚)

最新記事

コメント