東急グループ200人「ホーム」渋谷で対決! 東急不動産、なぜ圧勝できたのか?

東急不動産がトップ3を独占 「なるほど」の戦略

 大会本部がある「渋谷キャスト」には、大量のごみが集まりました。なかには電気ポットや革のジャケット、袋に入った大量の濡れタオルといった「謎のごみ」も。渋谷センター街など、人通りの多い場所を狙って高得点を獲得したチームもありましたが、優勝したチームは、それとは違う考えを持っていました。

「空き地があるような住宅街で、かつ人通りが少なく、ごみがあまり拾われなさそうな場所を狙いました。渋谷周辺で再開発を手掛けているので、どこにどのようなものが落ちているか、わかっているのです」(東急不動産「関口企画」チーム)

 優勝の「関口企画チーム」をはじめ、1位から3位を東急不動産のチームが独占。「量」だけでなく「質」の面でも高いポイントを獲得したようです。

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ガードレールの外側にも目を凝らし、ごみを拾う。
「ゴミ拾いはスポーツだ」がコンセプト。
「渋谷キャスト」に集められた大量のごみ。

 今回の「スポGOMI」にあたって東急電鉄の野本弘文社長は、「渋谷は東急グループにとって『我が家』のような場所です。まず我々が範を示し、お客様に気持ちよく渋谷を楽しんでいただくことが大切です」と話しています。

【了】

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