「次世代の中央線特急」こう変わる! 新型「スーパーあずさ」E353系に試乗 その乗り心地は(写真48枚)

JR東日本の中央線特急が“新時代”に入ります。従来の中央線特急にない設備を多く持ち、ビジネス、行楽、インバウンドへ幅広く対応可能という新型特急車両E353系が登場。次世代の中央線特急はどうなるのか、試乗して確かめました。

スムーズに傾く車体、「動揺防止制御装置」で乗り心地アップ

 新型車両E353系は、乗り心地にも変化が出ています。中央線特急で初めて、「動揺防止制御装置」を全車両に導入。揺れに応じて、それを打ち消すように働きます。

 車体を傾けて遠心力を軽減し、カーブを速く走る装置も、E351系「スーパーあずさ」の振り子式から空気バネ式になり、車体が傾く角度が最大5度から最大1.5度に減少。これらによって新型のE353系は、乗り心地が向上したといいます。実際に乗車したところ、車体がカーブに合わせてさりげなく、スムーズに傾く姿が印象的でした。

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「機能性と高揚感、クラス感」がコンセプトのE353系グリーン車。
E353系の大型トイレ。改良型ハンドル形電動車いすに対応。
E353系の多目的室。基本編成(9両)と付属編成(3両)に各1か所。

 新型E353系のトイレは、大型と男性用も用意された3種類です。大型トイレは改良型ハンドル形電動車いすに対応するほか、男性用以外にはおむつ交換台も設置。また、授乳などに使える多目的室も1列車に1から2か所が備えられます。

 ただ「スーパーあずさ」に新型のE353系が投入されても、所要時間は現在と同じ。新宿~甲府間が約90分、新宿~松本間が約150分です。中央線特急は、都内区間の線路混雑、山岳路線ゆえのカーブの多さ、諏訪湖付近に存在する単線区間から所要時間の短縮はかんたんでないなか、新型のE353系は快適さや機能性、安全性を向上し、現在のインバウンド増加に対応。高速バスに対し競争力を高めた形です。JR東日本長野支社 運輸部長の伏田忠広さんによると、ビジネス、行楽、インバウンド、それぞれの需要で満足できるものにしたといいます。

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コメント

1件のコメント

  1. 枕があると厚みの分だけリクライニング角度を浅く感じるし、首が背もたれから離れてかえって疲れるから、個人的には首と背もたれの間に出来る隙間を塞ぐような感じの低反発の細い首枕(?)にしてくれた方が有難い。

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