最後の「国鉄トラック電車」 JR西日本クモル145・クル144形とは まもなく還暦に(写真37枚)

荷台を持つトラックのような電車が、JR西日本にあります。クモル145形・クル144形とう車両で、唯一現存する最後の元国鉄「配給電車」です。しかし近年、本来の目的では使用されず、車齢はまもなく60歳になろうとしています。

JR西日本に唯一、生き残っている国鉄配給電車

 正面から見ると普通の電車のようですが、まるでトラックのように、後ろが荷台になっている車両がJR西日本にあります。「配給電車」と呼ばれるクモル145形・クル144形です。車輪やパンタグラフといった鉄道車両の部品などを積載し、車両基地や車両工場へ運ぶため、国鉄時代の1980(昭和55)年頃に誕生しました(JR西日本のクモル145形・クル144形は1981年誕生)。

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DE10形ディーゼル機関車に押されるJR西日本のクモル145形・クル144形(2017年12月21日、恵 知仁撮影)。

 ただ近年、こうした部品輸送はトラック(自動車)を使うのが一般的。いまなお残っている元国鉄の配給電車は、このJR西日本の1編成2両(クモル145形1015号車とクル144形15号車)のみになってしまいました。

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荷台にはパンタグラフなどを積載可能。
荷台は側面の扉も開く。
双頭連結器を装備。多くの車両に連結できる。

 そしてJR西日本によると、この“最後の編成”も3年ほど部品輸送目的では走っておらず、車両基地構内での車両牽引などに使っているそうです。

 ちなみに車両形式の「クモル」について、「ク」は「制御車(運転台あり)」、「モ」は「電動車(モーターあり)」、「ル」は「配給車」の意味で、「配“る”」が由来とされます。

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コメント

1件のコメント

  1. なるほど、この運転席101系っぽい構成だね。マスコンハンドルがコンソールパネルからではなく独立した箱から突き出してるところとか、

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