最後の「国鉄トラック電車」 JR西日本クモル145・クル144形とは まもなく還暦に(写真37枚)

荷台を持つトラックのような電車が、JR西日本にあります。クモル145形・クル144形とう車両で、唯一現存する最後の元国鉄「配給電車」です。しかし近年、本来の目的では使用されず、車齢はまもなく60歳になろうとしています。

1981年生まれでも、実はまもなく60歳! いつ引退してもおかしくない?

 元国鉄の配給電車で唯一現役であるこのJR西日本の車両は、昭和30年代に製造された101系通勤形電車の改造で誕生しており、そのときから計算すると、まもなく60歳にもなります(クモル145-1015は1958〈昭和33〉年、クル144-15は1964〈昭和39〉年に製造された101系の改造)。

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京都鉄道博物館に展示されている101系電車のモックアップ(2017年12月21日、恵 知仁撮影)。

 この当初の役割を終えた“老兵”の将来について、今後、特に変化が起きる予定はないそうですが、いつ引退してもおかしくはありません。

 この“最後の国鉄配給電車”をJR西日本は2017年12月21日(木)から26日(火)まで、京都鉄道博物館において初展示。京都鉄道博物館は営業線とつながっており、このように現役の珍しい車両がしばしば展示されるのも大きな特徴です。

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国鉄時代の香りを色濃く残すクモル145形車内。
クモル145形の車内は天井もむき出し。
京都鉄道博物館で展示中のクモル145・144形。

 JR西日本によると、こうした現役車両の展示は、“使っている車両”の都合をつける必要があること、京都まで支障なく輸送できるかなど、かんたんではないこともあるそうですが、今後も継続して実施し、来館者に楽しんでもらえればと考えているとのこと。

 ちなみに2018年1月20日(土)から28日(日)までは、青函トンネル区間で使用されているJR貨物のEH800形交流電気機関車が“上洛”。京都鉄道博物館で展示される予定です。

【了】

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Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

1件のコメント

  1. なるほど、この運転席101系っぽい構成だね。マスコンハンドルがコンソールパネルからではなく独立した箱から突き出してるところとか、

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