冬タイヤ履き比べ スタッドレス、ウィンター、オールシーズン 実際どう違うのか

日本で「冬タイヤ」といえばスタッドレスが主流ですが、世界に目を向けるといくつか種類があり、そして地域性も見られます。それぞれどのような特徴があるのか、実際に比べてみました。

氷雪上を実際に走らせ比べてみると?

 では、実際の雪道や凍結路での、それらの性能の差はどの程度なのでしょうか。今回、横浜ゴムがメディア向けに行った「2018年スタッドレスタイヤ勉強会」において、スタッドレスタイヤとウインタータイヤ、オールシーズンタイヤの比較試乗を体験するこことができました。

 試乗コースは、北海道旭川にある横浜ゴムのテストコース。雪を踏み固めた圧雪路と路面を凍らせた屋内のテストコースを、スタッドレスタイヤ「アイスガード iG60」とウインタータイヤ「ブルーアースウインターV905(日本未発売)」、オールシーズンタイヤ「AVID Ascend S323(日本未発売)」という3種のタイヤで走ってみました。

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氷上での履き比べの様子。上からスタッドレスタイヤ、ウインタータイヤ、オールシーズンタイヤ(画像:横浜ゴム)。

 雪と氷の同じ条件で履き比べてみれば、その差は歴然としたものでした。雪でも氷でも、最高のグリップとコントロール性能を見せてくれたのがスタッドレスタイヤ。それに続くのがウインタータイヤで、最後がオールシーズンタイヤでした。

 特に大きな差が出たのが、凍結した路面です。ほんの少しの差ではなく、ほかの2種よりも明らかに強力にブレーキが効いて、ステアリング操作の手ごたえも確かな差があります。スタッドレスタイヤは、特に凍結路を主眼に開発されているから当然と言えば当然でしょう。逆に圧雪路は、ウインタータイヤが健闘し、スタッドレスタイヤに近いフィーリングで走ることができました。圧雪路でも凍結路でも、明らかにほか2種よりも劣っていたのがオールシーズンタイヤです。ただし、オールシーズンタイヤは名称のとおり、夏場も使うのが前提です。タイヤの見た目的にもオールシーズンタイヤはサマータイヤそのもの。それでも圧雪路も凍結路も、ある程度走れてしまった。それがオールシーズンタイヤの魅力です。

 圧雪から凍結路まである日本の冬の道を走るのならば、その環境にあわせて進化してきたスタッドレスが最適。なんとも当たり前のことですが、それを強く実感できる試乗会でした。

【了】

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コメント

3件のコメント

  1. 三種の比較は何km/hからブレーキをかけて何mで停止したかというようなデータが必要だと思います

    • まったくそのとおりだと思います。一例でもいいから具体的な数値を挙げないと。写真はいろいろな位置に停止させた車という見方もできそうですね(笑)

  2. 書かれてないけど日本の冬タイヤに必要なのがウェット性能。新潟とか融雪の為の水が、雪で排水口の詰まった道路に深く溜まってる。

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