観光列車「ろくもん」を銀座で体験 昭和女子大の学生が立案 赤い甲冑の上田駅長も(写真33枚)

料理に舌鼓、赤備え姿のあの人も

 会場内のキッチンには、「ろくもん」車内で食事を提供する小布施鈴花(長野県小布施町)の料理人が待機。この日限りの限定メニューとして考案されたミニ懐石料理やデザート、信州産白ワイン、赤ワイン、日本酒、りんごジュースなどに、参加者たちは舌鼓を打ちました。

 このほか、「ろくもん」車内でしか販売しないグッズや、沿線地域の物産品などの特別販売も実施。「ろくもん」の客室乗務員や、しなの鉄道上田駅の酒井駅長も駆けつけイベントを盛り上げました。NHKの大河ドラマ『真田丸』放映開始のころから赤備えの甲冑を着用し始めたという酒井駅長はこの日も甲冑姿で、記念撮影は盛況。「ろくもん」出発時にドアが開く合図として吹かれる「ほら貝」の実物も見られました。

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上田駅の酒井駅長(写真左)と「ろくもん」の客室乗務員(右)、後ろの3人は昭和女子 大の学生たち。
小布施鈴花による当日限定のミニ懐石料理。
ミニ懐石料理のお品書き。

 参加者のひとりで、JR九州のスイーツ列車「或る列車」にも乗車したことがあるという女性は「ふだん土日を中心に運行している『ろくもん』に、平日に触れ合える機会があると知り参加しました」といい、料理はとてもおいしかったと話します。会場からも、料理に対し「おいしい」という声がいくつも聞かれました。

【了】

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