ゴミ収集車の火災は個人が防ぐ? 相次ぐ発生に国や自治体「ガス抜いて!」

ゴミ収集車が収集作業中に火災に見舞われる事例が相次いでいます。原因の多くは中身が入ったままのライターやガスボンベなどと見られていますが、その処理方法はどのようなものでしょうか。

車両では「防ぎようがない」 適切な処理方法は?

 ウェブサイトにゴミ収集車の火災事例を掲載している福井市清掃清美課によると、「消防の見解ですが、やはりその多くが、ガスが抜け切れていないガスボンベやスプレー缶などが原因と見られています。ゴミ収集車の火災があった場合や、ガスボンベの使用が多くなる冬季などに、集中してガス抜きに対する広報活動を行っています」と話します。福井市では、これらガスボンベや使い捨てライターなどは、不燃ゴミの日に半透明の袋に入れ、不燃ゴミと区別して出してもらうようにしているとのことです。

 ゴミ収集車製造大手の新明和工業(兵庫県宝塚市)によると、「投入してはいけないものに起因する火災で、車両側では防ぎようがない側面がありますが、対策として、納品時から消火器を搭載しています」と話します。

 消費者としては、どのような点に気を付けるべきなのでしょうか。環境省廃棄物適正処理推進課によると、スプレー缶(エアゾール缶)についてはほとんどの商品に、中のガスを排出する機構(「ガス抜きキャップ」と呼ばれる)が備わっているといいます。ガスボンベについては、現在発売されているカセットコンロ(2007年4月生産分から)には「ヒートパネル」と呼ばれるガスボンベを加温する装置が備わっており、ガスを最後まで使い切ることができるそうです。

 なお環境省廃棄物適正処理推進課は、「スプレー缶やガスボンベの穴あけが自治体から指導されているケースがあるかもしれませんが、穴あけによる住宅火災事故が発生していることから、2015年以降は穴あけをしないよう呼び掛けています」とのこと。「ガス抜きキャップ」などを活用し、適切な方法で中身を排出することを指導しているといいます。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 自治体ね、役所も1台800万円もするゴミ収集車に3人も乗るなら本陣で何かやってくれないと

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