高速路肩の風車のナゾ クルクル回るのは何のため?

高速道路の路肩でクルクル回っている風車のようなもの。あれはいったい何なのでしょうか。どのような理由で道路に設置されているのか、製造メーカーに聞きました。

風でクルクル回る羽根の役割は?

――クルクル回る羽根がついているのはなぜでしょうか?

 羽根がついている製品は、私たちの業界で「防じん型」と呼んでいるもので、羽根の裏側にブラシがついていて、風の力でデリネーターについた汚れを落とすようになっています。通常、デリネーターに羽根がついていなくても雨で汚れが落ちるのですが、交通量の多い場所や雨のかからないトンネルなどでは自動車の排気ガスなどによる汚れがたまりやすいため、「防じん型」の製品が設置されるケースが多いのです。

Large 20180407 01
高速道路用の防じん型デリネーター。横から見ると、汚れを落とすためのブラシが見える(画像:吾妻商会)。

――デリネーターは一般道路でも見られますが、高速道路用のデリネーターとはどこが違うのでしょうか?

 一般道路向けのデリネーターは、前後どちらの方向からでも視認できるように、反射板や防じんの羽根が両面についていますが、高速道路用の製品は基本的に一方通行の道路に設置されますので、反射板や羽根が片面だけについています。他にも、たとえばNEXCOさんの高速道路向けの製品であれば、NEXCOさんの規格に合わせて寸法などを設計しますので、一般道向けの製品とは異なる仕様になっています。

※ ※ ※

 なお、設置されるデリネーターの色について吾妻商会に聞いてみたところ、「原則としては進行方向に対して左側が白、右側が黄色」だそうですが、例外もあるとのこと。たとえば急カーブなどで両側とも黄色のデリネーターを設置したり、特注で青色のデリネーターを設置したりと、施工主の要望によりケースバイケースの対応をしているそうです。

【了】

この記事の画像をもっと見る(3枚)

最新記事

コメント

3件のコメント

  1. 豚でも分かるデリネーターとかその内に出て来たりするかも

  2. はー、風で掃除する仕様だったとは!これは勉強になった。

  3. デリネーターという表記に違和感。

    スペル通りに読めば「デリニエーター」としか読めないのだが。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス