ひたすら飛行機に乗るツアー 最大16フライトのアイランドホッピング どんな旅?
日本一短い定期航空路を含む1泊2日16フライトも
ボンバルディアDHC8-Q400は、高性能ターボプロップエンジンによりジェット機に匹敵するスピードで飛ぶことができます。JALパック国内企画商品第2事業部西日本グループの橘内(きつない)早紀さんは元JACの客室乗務員で、「Q400のQは、クワイエット(quiet)のQといわれるくらい、プロペラ音が静かなことも特徴です」と話します。同機も2019年度までに退役予定です。
橘内さんは奄美群島のホッピングツアーについて、「コバルトブルーの海に浮かぶ島々の離着陸風景に加えて、沖縄の離島と比べるとまだ知名度が低い、奄美群島の島々に上陸できることも魅力だと思います。小さな空港で気さくな島民の方々との交流や地域ならではのお土産が並ぶ売店を覗くのも楽しいです」と話します。
沖縄のアイランドホッピングは、これよりもさらに強行軍のものがあります。同じくJALパックの企画したツアーで、JTA(日本トランスオーシャン航空)とRAC(琉球エアコミューター)の便を利用する1泊2日16フライト。このツアーには、飛行時間およそ5分という、日本で一番短い定期航空路である南大東島〜北大東島のフライトも含まれています。JALパック国内企画商品第2事業部沖縄グループの武田秀樹さんによると、この「日本一」を体感するのが楽しみでツアーに参加する人も少なくないとのことで、「ツアーの魅力のひとつに挙げられます」といいます。
「使用機材にボンバルディアのQ400CCシリーズがあるのも特徴です。『CC』は『カーゴコンビ』のことで、機体後方に大きな荷物も搭載できるようカーゴスペースが設けられているのが日本では珍しいです。シートピッチが広めなのもお客様から好評です」(武田さん)
この飛行機で12フライトするため、同じ客室乗務員が3フライト続くこともあるそうで、これもほかにはなかなかない経験です。
JALPAKが正式です。
御確認願います。