クルマの「虫汚れ」どう落とす 放置すれば固着、塗装にダメージも
虫が増える時期は、クルマのフロント部分にいつの間にかびっしりと小虫がついていることも。放っておけば落としづらくなり、クルマにダメージを与えかねないといいます。どのように対処すればよいのでしょうか。
大きい虫より小虫のほうが厄介?
虫の増える時期は、たとえば夜間にドライブし、気づけばフロントガラスやバンパーなどにたくさんの小虫が付着していることがあります。小虫そのものもあれば、大きな虫が飛んできた跡など、さまざまです。
そのような虫汚れは、放っておくと落ちにくくなるともいわれます。実際にはどうなのでしょうか。洗車に関する技能や知識などについての資格「洗車ソムリエ」の検定試験を行う、日本洗車ソムリエ協会に対処法を聞きました。
――虫汚れはどのように対処すればよいのでしょうか?
極力すぐ洗車して落としたほうがよいでしょう。アミノ酸など生物由来の成分が結合しており、乾くと固まり塗装表面にへばりつき、さらにはヤケて取りづらくなるからです。塗装にダメージを与え、シミをつくってしまいますので、いかに早く落とすかが重要になります。
大きな虫が飛んできたあとが残っていたり、小さな虫がたくさん付着していたりと、さまざまな状況が考えられますが、大きな虫のほうがまだ取りやすいでしょう。小さな虫そのものがへばりつくほうが、あとで厄介です。
塗装に止まらず更に奥に進入してエアコンのコンデンサなど夜の山を道を抜けた後はべっとり付いてますね。