普通免許でも運転できる消防ポンプ車を開発 東京国際消防防災展に出展 モリタ

モリタが、道路交通法改正後の普通免許でも運転できる、車両重量3.5t未満のCD-I型消防ポンプ自動車を開発。「東京国際消防防災展2018」に出展します。

多目的消防ポンプ自動車「MVF21」も出展

 モリタホールディングスは2018年5月8日(火)、消防車メーカーのモリタが「普通免許対応 車両重量3.5t未満CD-I型消防ポンプ自動車 ミラクルLight」と「多目的消防ポンプ自動車MVF21(MORITA VARIOUS FIGHTER 21)」を開発したと発表しました。

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「普通免許対応 車両重量3.5t未満CD-I型消防ポンプ自動車 ミラクルLight」のイメージ(画像:モリタホールディングス)。

 2017年3月の改正道路交通法の施行により、普通免許で運転できる消防ポンプ自動車は、それまでの5t未満から、改正後は3.5t未満に引き下げられましたが、「ミラクルLight」は、改正後の普通免許でも運転が可能です。A-2級ポンプ性能を有し、収納スペースも確保。操法大会にも使用できることから、消防団員向けにもなるとのこと。

 モリタHDによると、改正後の普通免許でも運転できるCD-I型消防ポンプ自動車は、「ミラクルLight」が国内初といいます。

「MVF21」は消火、救助、資機材収納をこなす多目的消防ポンプ自動車です。少量の水でも消火活動ができるCAFS(圧縮空気泡消火装置)や900Lの水槽も搭載。収納スペースも確保しています。また、モリタHDの連結子会社であるBRONTO SKYLIFT OY AB社(フィンランド)とモリタが連携して開発した国内初(モリタHD調べ)最大400kg対応のバスケットも、消火や救助活動に使用できます。

 これらの車両製品は、5月31日(木)から6月3日(日)にかけて東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「東京国際消防防災展2018」で展示される予定です。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 定員、燃料、消防車なら消化水や消化剤他ホースなどの備品を含んだ車両総重量だったと思ったのだが?
    それにしてもイメージ画のダブルキャブだとすれば車両重量だけにしても素晴らしい快挙だな
    モリタ単独では無理なので各トラックメーカーにしよる新免許対応シャシの開発も欠かせないので両社に拍手を贈りたいな
    またこの技術を市販型のトラックにも是非生かしてもらいたい