陸自、次期戦闘ヘリはどうなる? 更新が急がれる理由と予想される導入機種

陸上自衛隊の次期戦闘ヘリコプターについて選定が始まりつつあります。なぜいまなのか、更新が迫られている現状と、どのような機種が考えられどのような役割が期待されるのかを解説、考察します。

一線級の戦闘ヘリもあと2年ばかりで運用困難に?

 AH-64Dはまだまだ使える戦闘ヘリコプターなのですが、陸軍の運用するAH-64Dを、より能力の高いAH-64E(ブロックIII仕様機)に改修するアメリカ国防総省は、AH-64Dのサポートについて2025年をもって打ち切る方針を明らかにしており、2019年頃からは予備部品の供給が滞る可能性が生じています。現時点でもAH-64Dの稼働率は高くないのですが、予備部品の不足によりさらに稼働率が低下して、2019年以降は実戦での運用が不可能な機体が増えると予想されています。

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13機で調達が打ち切られたAH-64D戦闘ヘリコプター(画像:陸上自衛隊)。

 AH-1Sは老朽化で退役が進み、AH-64Dの運用継続に黄信号が灯っている以上、陸上自衛隊の戦闘ヘリコプター戦力を維持するためには早期の後継機導入が不可欠で、防衛装備庁は情報提供要求に応じた企業から寄せられた情報を基に、今後の方針を決めていくことになります。

 陸上自衛隊のAH-1Sを含めた西側諸国の戦闘ヘリコプターは、当時仮想敵国と位置づけていた旧ソ連の戦車部隊が侵攻してきた時、打撃を与えることを最大の使命としていました。しかし冷戦の終結により、大規模な戦車戦が起こる可能性が低下して以降の戦闘ヘリコプターには、対戦車戦だけでなく、対テロ戦など様々な任務への対応が求められています。

 ではこれからの陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターには、どのような任務への対応が求められるのでしょうか。

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コメント

3件のコメント

  1. 問題はグランドプランがなく、子供みたいな欲しい欲しい病になってるからこうなる。

    ヘリに限らず海空でも同じ程度の話だろう。

  2. >グランドプランがなく、子供みたいな欲しい欲しい病になってるからこうなる。

    確かにそう思いますが、他国も同じでは?

  3. 島嶼防衛を含めて、今一番心配なことが自衛隊攻撃ヘリの後継機です。最低でもお互いのリンク機能は必要ですから、米軍の中古機を。まとめて購入してはどうですか?

    国内の産業のすったもんだを待っていたら全機墜落します

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