九州新幹線、無料Wi-Fi導入へ JR九州の全車両対象、2019年度末までに
JR九州が、九州新幹線に無料公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを導入すると発表。JR九州が保有するN700系、800系を対象に順次導入が進められます。
2018年秋から順次サービスを開始
JR九州は2018年5月30日(水)、訪日外国人旅行客などのニーズにこたえるため、九州新幹線(博多~鹿児島中央)の車内に無料公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを導入すると発表しました。
対象車両は、JR九州が保有するN700系、800系の全車両(136両)です。サービスは2018年秋から順次開始し、2019年度末までに全編成で実施する計画です。
ただし、携帯電話の電波を使用したサービスを予定してるため、新八代~鹿児島中央間のトンネル内や電波が届かない区間では利用できないとしています。
なお、新大牟田駅から熊本駅までのトンネル区間(9本、計約21km)では、6月26日(火)から、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル含む)の「圏外」が解消。これにより、博多駅から新八代駅までのトンネルを含む全区間で、携帯電話の通話・通信が可能になります。新八代駅から新水俣駅手前までのトンネル区間では現在、対策工事が進められています。
直通する山陽新幹線では、JR西日本が保有する500系、700系、N700系を対象に、2018年夏から2019年度末にかけて、無料Wi-Fiサービスが順次始まる予定です。
【了】
コメント