東海道線と京浜東北線の一部区間、明朝運休 JR品川駅で線路切換工事
JR品川駅線路切換工事により、京浜東北線、東海道線(上野東京ライン)の一部区間で大幅な運休や運転区間の変更が計画されています。
京浜東北線南行の線路を移設
品川駅改良と品川新駅(仮称)建設に伴う線路切換工事に伴い、2018年6月17日(日)の午前中、JR京浜東北線と東海道線(上野東京ライン)の一部区間で運休や運転変更が生じます。
京浜東北線は17日(日)の初電から10時40分ごろまで、上野~品川間が運休。さらに運休区間を挟む東十条~上野間と品川~蒲田間は、本数が通常の半分程度まで減ります。
東海道線(上野東京ライン)は17日(日)の初電から7時40分ごろまで、東京~品川間が運休。これにより、下り特急「ひたち1号」「ときわ51号」は東京始発に、上り寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は品川止まりにそれぞれ変更されます。
今回の工事は6月16日(土)の終電後から翌17日(日)午前10時40分ごろまで行われる予定です。品川新駅の設置に向けて、京浜東北線南行(横浜、大船方面)の線路を東側に移設。あわせて品川駅4番線の使用を停止し、南行は5番線に移ります。また、異常時の折り返し運転能力向上のため、品川駅横浜方約530mの位置に設けた渡り線(ポイント)の使用を開始します。
なお、品川を発着する横須賀線や特急「成田エクスプレス」は通常通りの運転です。山手線も通常通りですが、一部時間帯で増発や時刻変更が行われます。
悪天候などの場合、工事は7月7日(土)~8日(日)に延期されます。さらに2019年度には、京浜東北線北行(大宮方面)や山手線内回り・外回りの線路切換工事も行われる予定です。品川~田町間の品川新駅(仮称)は、2020年春ごろの暫定開業を目指し建設が進められます。
【了】
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