日本一狭いPA? 立地も不思議な阪神高速のミニミニPA、なぜ造った

狭いのは仕方ない? 撤去されたミニPAも

――両ミニPAはいつ、なぜ造られたのでしょうか?

 森小路は1991(平成3)年、弁天町は1987(昭和62)年です。新たな用地確保が困難な既存の路線において、高速道路上の遊休空間に小規模な駐車場やトイレなどを配置し休憩施設としています。お客さまの緊張感や疲労感を緩和し、生理的欲求に対する配慮や利便性の向上を図ることにより、安全かつ快適な交通の確保に寄与することを目的に設置しています。

 森小路ミニPAは、「森小路線」(12号守口線から分岐。現在は実質的に森小路出入口のランプウェーとなっている)建設当時に南方へ延伸することを考慮して整備した「ジャンプ台」(延伸部の橋げたが接続する上下線のあいだに設けられたスペース)を活用したものです。この延伸計画は、現在はなくなっています。一方、弁天町ミニPAは、かつてあった料金所の跡地に整備したものです。現在改修工事中の尼崎ミニPAも、尼崎本線料金所の一部空間を活用しています。

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弁天町ミニPA。駐車台数は森小路ミニPAと同数(画像:阪神高速道路)。

――このようなミニPAはほかにもあったのでしょうか?

 はい。1991(平成3)年から2012(平成24)年まで、14号松原線上りの大堀~三宅間に三宅ミニPA(大阪府松原市)がありました。これは、6車線断面の本線で使っていなかった2車線分の空間を活用したものでしたが、6号大和川線(三宅JCT~三宅西)の事業進捗にともない撤去しています。

――通常のPAとミニPAで明確な違いはありますでしょうか?

 通常のPAは、本線の交通量やPAへの立寄率などを想定したうえで、満車にならないよう必要な駐車マス数を確保することを前提に整備します。一方、ミニPAは遊休空間を活用した小規模なPAであり、駐車マス数は遊休空間の規模に依存しているところです。

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コメント

4件のコメント

  1. 「ジャンプ台」なんて表現初めて聞いた。どこで使ってるんだ。

  2. 「路外パーキング」、24Hではないにしろ、知っていると重宝するサービスだと思う。
    今後増えることを期待したい。

  3. このような狭い「ミニPA」は、首都高6号向島線上りの「駒形PA」がありますね。
    これも、料金所の跡地を再利用しました。
    又、C1都心環状線外廻りの銀座辺りにも、トイレだけの「ミニPA」がありましたが、現在は廃止されています。

  4. 路外PAを利用できるのはETC2.0装着車だけではないのか?
    そこの説明がないけど、ETC車が利用して追加料金が取られたと阪神高速に苦情が届いていないのか・・・