鉄道博物館、新館誕生で進化! 本物?のE5系「はやぶさ」、歴史的新幹線も(写真153枚)
320km/hで走れる新幹線の運転シミュレータ、時代ごとの懐かしい改札口…
ポイント3:仕事ステーション
架線の検査や車輪の打音検査といった実物も用いた展示、最高速度320km/hで走れるE5系新幹線などの運転シミュレータ(有料)、本物の209系電車(前の京浜東北線の車両)の車体を使った車掌シミュレータ(有料)などで、「鉄道システム」全体を学ぶことが可能です。
ポイント4:未来ステーション
自分自身のアバター(分身)を作り、「未来の鉄道」を疑似体験できる展示です。自分のアバターが、展示のモニターへ映し出されます。歴史を振り返ることの多い博物館ですが、ここは「未来を想像してもらう」場所だといいます。
ポイント5:歴史ステーション
150年近い「日本の鉄道」の歴史を、多くの史料とともに紹介。「手探りの鉄道黎明期(1870年から1890年)」や、「鉄道輸送の黄金期(1930年から1950年)」、「世界一への飛躍期(1950年から1970年)」といった時代ごとに、その時代の姿をした改札口が設置されているのに注目です。そこを通り中へ入ることによって、その時代へタイムスリップするかのような体験をしつつ、歴史を学ぶことができます。
ポイント6:トレインビュー!
最上階(4階)のレストランでは、すぐ隣を東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線、そして埼玉新都市交通ニューシャトルが走るなか、食事を楽しむことができます。また、同じ階にある屋外の展望スペース(トレインテラス)にはベンチやテーブルが用意されており、新幹線や在来線の高崎線や埼京線を眺めながら、お弁当などが食べられます。
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新館のオープンは2018年7月5日(木)です。なお、この日より入館料金が改められ、一般は1000円から1300円に、小中高生は500円から600円に、幼児(3歳以上未就学児)は200円から300円になります。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
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