「離島の旅」人気は本当か 世界遺産登録でさらに注目? 国も支援するワケ

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録もあり、「離島の旅」に注目が集まっています。政府も新たな振興策を打ち出し、旅行会社も離島の旅行商品を強化していく構えです。離島の旅、どのような魅力があるのでしょうか。

島のキャパには限界も 全国的に観光客は増えたのか

――行きづらくありませんか?

 個人で手配していくと面倒なことは確かです。しかし、行きづらいことは旅行会社にとってはある意味チャンスとも言えます。しっかりとルートを確保してお客様にご提供することが重要です。

 たとえば北海道の利尻島・礼文島が伸びたのは、フジドリームエアラインズのチャーター機を確保できたことが大きいでしょう。離島においては、たとえばフェリーが新くなって所要時間が短縮される、などといったことも客足に大きく影響する傾向です。

――今後もっと客足が増えていくでしょうか?

 離島の場合はキャパシティーに限界がありますので、一概には言えないかもしれません。まず、その地域に宿泊できるかできないかでも大きく変わってきます。たとえば、世界遺産となった教会群のある五島列島なども、爆発的に人が増えるかといったら難しい側面もあるでしょう。それら教会などを拝観するにも予約が必要になってきます。また、たとえば夏の利尻島・礼文島などは観光が特定の季節に集中しますので、今後はオフシーズンの魅力を引き出していくことも必要でしょう。

Large 20180707 01
世界遺産に登録された五島列島の頭ヶ島天主堂。県内唯一の石造りの教会(画像:阪急交通社)

※ ※ ※

「LCCが就航した奄美大島(2014年、バニラエアが就航)や、沖縄の宮古島など、近年観光客が急増している地域もあります。また、ネコが多い島(全国的に存在する)では、フェリーがいっぱいで臨時便を運航しているといった状況も聞かれます」と話すのは、前出の日本離島センターの担当者です。

 ただ、このように特定の地域では観光客数の伸びが見られるものの、全国的には必ずしも増えているわけではないとのこと。「最新の統計数値が2014年度のものですが、そのころにはむしろ微減の傾向です。今後はもしかしたら統計上の数値も増加を示すようになるかもしれません」(日本離島センター)といいます。

この記事の画像をもっと見る(4枚)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス