鉄道路線名にみる建設意図や案内の工夫 上信電鉄、ほくほく線は名前に歴史あり
路線名に歴史あり?
路線名は構想や目的に沿ったものが多いのですが、なかには目論見通りにいかず計画が頓挫し、名前と実態が合っていない路線もあります。
東京の池袋と埼玉の寄居を結ぶ東武東上本線は、東京から上州の渋川(群馬県)へ、さらには長岡(新潟県)まで結ぶ計画があり、東京と上州から1文字ずつ取って「東上」と命名されたといわれています。しかし情勢の変化から路線は寄居までしか建設されず、「上」の字は宙に浮いてしまった格好になってしまいました。このようなケースはほかにも上信電鉄上信線(上州と信州を結ぶ計画)、小湊鉄道線(安房小湊までの計画)などがあります。
建設を断念したケースばかりでなく、廃止や他社への移管によって路線名を冠した場所を通らなくなる例もあります。東日本大震災により現在も一部区間が不通となっているJR山田線は太平洋に面する陸中山田駅(岩手県山田町)を経由しますが、2019年3月23日に、その陸中山田駅を含む宮古~釜石間が第三セクターの三陸鉄道に移管されるため、山田線は「山田を通らない山田線」になってしまいます。
開業前の経緯が路線名になっているのが北越急行ほくほく線です。路線建設の際、北越北線と北越南線の2案が計画され、どちらにするかで長年議論された結果、最終的に北線ルートが選ばれました。ほくほく線はその北越北線を「温かいイメージで親しみやすく、呼びやすい」名称にしたものですが、一見柔らかな語感の路線名にも意外な歴史が隠されているのです。
アーパー線は...正式名称含めて定着しないだろうな
上越線も「上野【こうずけ】」と「越後」という意味だから、新潟の上越地方には行かないんだよ。上越市へは北陸新幹線を利用しなければならない。だから、けっこうややこしい。
本来なら、87年前に高崎線と上越線及び信越本線宮内新潟間を「武越本線」にすべきでした。当時の鉄道省上級官吏=高等文官の権威主義的保守的事なかれ主義のせいです。
アーバン…線はブランドイメージの構築というより一種のネーミングライツの性格でしょう。期間や契約表面にないけど、定着しなかったり役目終えると元に戻したり、他の愛称付けそう。
新幹線の開業で路線が分断された今の信越本線は完全にわけがわからんね。
東日本旅客鉄道など旅客鉄道各社が調整して「信越本線」と言う路線名を廃止して高崎横川間は「横川線」又は「安中線」、篠ノ井長野間は篠ノ井線に「正式に」編入、宮内新潟間は高崎線及び上越線と共に「武越本線」に名称を変更、直江津宮内間は「武越本線」の支線にすべきですね。
19世紀末ないし20世紀初め以来の既得権益を捨て去るべきです。
メルデセスベンシさん、
新潟-直江津間を羽越線に組み込むか新潟線(越後線は別にある)にでもして、上越線はそのままでいいや。上越新幹線との絡みでね。
上越線を変えるなら、新在とも大宮までを「関越」(関東-越後、自動車道と一緒)でどうよ。高崎線は愛称としてはそのままで(宇都宮線と同様)。
あとは横川線と篠ノ井線でいいかな。
トカゲさん、
そもそもが「上信越」本線であって、そこからして変なんで。今は上と信と越とがバラバラ。信はしなのの信、として移管しても良いかとも思いますが。
鉄道会社は超快速を造る事だけ考えていれば良い
三陸鉄道なんかはド直球な命名だけど、三セクは凝りすぎたネーミングがイタかったりする。北陸新幹線で出来たあそことかあそことか。東北のあれもちょっとそうかな。
名鉄も東海も路線愛称つける気がないと感じる。名鉄はセントレアへの路線に愛称を付けるべきと思うけど