どっちが乗り得? 特急列車の自由席と普通列車のグリーン席

料金の「境界点」は100km

 平日(土曜、休日と12月29日~翌年1月3日を除いた日)の料金は、100km以内だと自由席特急券の方が安く、101~150kmなら普通列車グリーン券の方が安くなります。これは普通列車グリーン券を乗車前に駅などで購入する「事前料金」、乗車後に車内で買う「車内料金」のどちらで比べても同じです。

 とくに普通列車グリーン券の車内料金と自由席特急券を比べると、その差が歴然とします。50km以内の区間の場合、普通列車グリーン券が1030円なのに対し、自由席特急券は510円で普通列車グリーン券の半額以下。普通列車グリーン券は車内購入の場合に割高な料金設定を行っている一方、自由席特急券はどこで買っても金額は同じため、料金差が大きくなるのです。いずれにしても、100km以内なら特急列車の普通車自由席を使った方がいいでしょう。

 ただし、土曜、休日と12月29日~翌年1月3日の普通列車グリーン券は、平日より安い「ホリデー料金」が適用されます。このため、平日は自由席特急券の方が安い51~100kmは事前購入の場合に限り、普通列車グリーン券の方が安くなります。

 また、東海道本線のJR東日本とJR東海の熱海~三島間をまたぐ区間では、自由席特急券が若干高くなります。一方で普通列車グリーン料金は2社をまたぐ区間でも変わりませんから、普通列車のグリーン車自由席を使った方が安くなるケースが増えます。

 ちなみに、特急列車の普通車指定席を利用できる特急券は、基本的に普通列車グリーン券より高くなります。ただし、全席指定で運転されている常磐線の特急「ひたち」「ときわ」と高崎線の特急「スワローあかぎ」は、ほかの特急列車とは異なる料金体系を採用。平日の50km以内の区間なら「ひたち」「ときわ」「スワローあかぎ」の特急券の方が事前購入、車内購入ともに普通列車グリーン券より安くなります。

この記事の画像をもっと見る(2枚)

画像ギャラリー

  • Thumbnail 180705 esvslg 02
  • Thumbnail 180705 esvslg 01

関連記事

最新記事

コメント

6件のコメント

  1. 中電G車は予約できないのが不満。名鉄μ(ミュー)チケットみたいに指定席券を売ればいいのに、と注文つけたくなる。
    それでも目的地が特急通過駅(北千住とか)の場合は普通列車グリーン車を使いたい。

  2. グリーン車、ラッシュ時位は指定席にしろよと言いたい。
    高くて時間がかかるものは乗りたくないな。

  3. 東京~小田原に限れば小田急もある。。。と思い調べたら、JRの普通運賃プラス300円程度で特急に乗れるとは。小田急は新宿だからターミナルがかなり離れているし、小田急の方が距離の割には時間がかかるが、座席指定で乗ってから座れないと言う心配もなく、当然座席も上質。
    とはいえ、JRのグリーン車に乗るくらいなら、やはり半分以下の時間で着いてしまう新幹線を選ぶ人が圧倒的多数なのだろうなぁ。

    • グリーン車、平日は通勤客メインですが東海道線ではSuica定期券では東海道新幹線に乗れないので自ずと新幹線は選択肢から消え去るシステムです。

      宇都宮線・高崎線はSuica定期券で新幹線に割引で乗れるんですけどね。

  4. そもそも目的が違うだろ。
    特急はスピード、グリーン車は普通車を避けての静粛性や快適性を求めるものだから、例え座席やスピードに大差無かったとしても車内の雰囲気には大きな差があるはず。
    閑散時ならばあまり気にはならないが。

  5. 朝イチで都内から大洗に行くとき、上野から水戸までは普通電車のグリーン車を使ってた。
    ひたちだと所要時間が短すぎて弁当食って寝る時間がないから。