どっちが乗り得? 特急列車の自由席と普通列車のグリーン席

普通列車のグリーン車自由席と特急列車の普通車自由席は、どちらもほぼ同じ構造の座席を設けています。所要時間も距離が短ければ大差ありません。となると気になるのは料金ですが、どちらを利用した方が安くなるのでしょうか。

座席の構造はほぼ同じ

 関東エリアのJR在来線では、2階建てのグリーン車自由席を連結した普通列車や快速列車が多数運転されています。また、一部の路線では特急列車も運転されています。

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関東エリアの特急列車(左)と普通列車に連結されているグリーン車(右)。平屋と2階建ての違いはあるが、腰掛けはほぼ同じ構造だ(2017年7月、草町義和撮影)。

 普通列車のグリーン車自由席と特急列車の普通車自由席は、腰掛けの構造に限っていえば、ほぼ同じ。背もたれを傾けることができるリクライニングシートを横1列に4席配置しており、ロングシートや4人掛けボックスシートが多い普通列車の普通車自由席より快適に過ごせます。

 スピードは通常、特急列車の方が普通列車や快速列車より速いですから、車内で快適に過ごしたいというだけでなく急ぐ必要もある場合は、特急列車を使いたいと思うでしょう。ただ、乗る区間の距離が短かければ所要時間に大きな差はありません。設備も時間も変わらないなら安い方に乗りたいところ。実際どちらが安いのでしょうか。

 普通列車のグリーン車自由席を使うなら乗車券と普通列車グリーン券、特急列車の普通車自由席は乗車券と自由席特急券が、それぞれ必要です。どちらも乗車券は必要ですから、普通列車グリーン券と自由席特急券の金額を比べればいいことになります。

 しかし、普通列車グリーン券は距離だけでなく、乗車日やきっぷの購入方法によって金額が大きく変動します。このため、条件によっては普通列車のグリーン車自由席の方が安くなったり、逆に特急列車の普通車自由席の方が安くなったりします。

 営業キロ(小数点以下は切り上げ)が150km以内の区間で、普通列車グリーン券と自由席特急券(関東エリアの特急列車に適用されているB特急料金)の金額を比べてみましょう。

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6件のコメント

  1. 中電G車は予約できないのが不満。名鉄μ(ミュー)チケットみたいに指定席券を売ればいいのに、と注文つけたくなる。
    それでも目的地が特急通過駅(北千住とか)の場合は普通列車グリーン車を使いたい。

  2. グリーン車、ラッシュ時位は指定席にしろよと言いたい。
    高くて時間がかかるものは乗りたくないな。

  3. 東京~小田原に限れば小田急もある。。。と思い調べたら、JRの普通運賃プラス300円程度で特急に乗れるとは。小田急は新宿だからターミナルがかなり離れているし、小田急の方が距離の割には時間がかかるが、座席指定で乗ってから座れないと言う心配もなく、当然座席も上質。
    とはいえ、JRのグリーン車に乗るくらいなら、やはり半分以下の時間で着いてしまう新幹線を選ぶ人が圧倒的多数なのだろうなぁ。

    • グリーン車、平日は通勤客メインですが東海道線ではSuica定期券では東海道新幹線に乗れないので自ずと新幹線は選択肢から消え去るシステムです。

      宇都宮線・高崎線はSuica定期券で新幹線に割引で乗れるんですけどね。

  4. そもそも目的が違うだろ。
    特急はスピード、グリーン車は普通車を避けての静粛性や快適性を求めるものだから、例え座席やスピードに大差無かったとしても車内の雰囲気には大きな差があるはず。
    閑散時ならばあまり気にはならないが。

  5. 朝イチで都内から大洗に行くとき、上野から水戸までは普通電車のグリーン車を使ってた。
    ひたちだと所要時間が短すぎて弁当食って寝る時間がないから。