「芳賀・宇都宮LRT」の車両デザイン決定 「雷の光」イメージ

「芳賀・宇都宮LRT」の車両デザインが決定。示された3案のうち、流れるような先頭部分のデザインが特徴のA案が選ばれました。

アンケートで3案から選択

 宇都宮市と芳賀町(栃木県)は2018年7月10日(火)、宇都宮駅と芳賀町の工業団地などを結ぶLRT(次世代型路面電車システム)の車両外観デザインが決まったと発表しました。

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決定した車両デザイン「A案」。先頭が黄色いL字で流れるようにデザインされている(画像:宇都宮市)。

 両市町は3案のデザインを示し、今年の5月から6月にかけてアンケートを実施。このうち、先頭部分が流れるような色使いのA案が選ばれました。

 示された3案では、雷の多い地域であることから、メインカラーには雷光の色を表す黄を採用。そしてこれを引き立たせるために、サブカラーとして黒から白までの無彩色が用いられました。アンケートでは、集まった1万6804票のうち、A案が7449票(44.3%)で最多に。スピード感のあるB案は6350票(37.8%)、シンプルで水平基調の色使いであるC案は3005票(17.9%)でした。

 LRTは、延長14.6kmに19の停留所が設置される計画です。今後は、決定した車両デザインを広くPRしていくとともに、2022年3月の開業を目指して引き続き整備が進められます。

【了】

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