歩車分離式信号「斜め横断」なぜNG? スクランブル式と何が違うのか
スクランブル式のメリット・デメリットとは?
――スクランブル式信号が導入された交差点は、どのような点が違うのでしょうか。
特に歩行者が多い交差点で採用される傾向です。たとえば長野市内では長野駅前交差点や、そのすぐ西側の末広町交差点、(観光名所の)善光寺に近い大門交差点などがあります。ただ、スクランブル式の導入には斜めの横断歩道を施工したり、それが接続する歩道側のガードレールや縁石を撤去したりと整備が必要です。場所によっては導入が難しいこともあります。
――歩車分離式、スクランブル式ともにデメリットはないのでしょうか?
クルマ、歩行者ともに待ち時間が増加することです。渋滞するような場所では導入が難しいといえます。また、スクランブル式は大きな交差点ですと斜めに横断するのに歩く距離が増え、そのぶん青信号も長くするので、待ち時間もさらに長くなります。
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警察としては、横断歩行者は「早く渡っていただきたい」(長野県警)といいますが、歩く距離が長くなるスクランブル式は、そのぶん歩行者が交差点内に滞留しやすくなることも。やや極端な例かもしれませんが、多いときには1回の青信号で3000人が渡るという東京・渋谷駅前のスクランブル交差点では、大晦日やサッカーの試合後といった人が集中する際、迂回路が案内されたうえで、斜め横断が禁止されることがあります。
ちなみに、警察庁は歩車分離式信号について、安全面の効果があるとして、2002(平成14)年に全国の警察へ通達を発して整備を推進しています。全国における歩車分離式信号の整備数は2017年3月末現在で約8900基、全信号機約20万8100基のうちの約4.3%です。
このなかで、長野県内における歩車分離式信号は424か所を数えます。うちスクランブル式信号は173か所ですが、たとえば東京都や千葉県では、スクランブル式信号はそれぞれ50か所程度となっています。
【了】
「斜め横断なぜNG?」の理由が何処にも書いてないんだけど。
もしかして「法的に」NGってことじゃなくて、滞留時間が延びるから「設置が」NGって言いたいの?
記事を公開するに当たって推敲したり、二重チェックするとかしないのかな?
こういう意味不明タイトルが多いよ最近
記事タイトルで正義厨を煽って、わざと問題化しようとしてるんじゃないの。
所謂『マスゴミ』的手法。
ヤフーニュースに掲載されるようになってから、アクセス数を稼ぐための煽りタイトルが増えた。
最初からキッチリと規制を明示していないから・・・
歩車分離式信号が確かに増えていますが多くの交差点で歩行者は斜め横断も日常化しています。
スクランブル式と歩車分離式のルールを最初から明確に提示しないと、どちらでも斜め横断習慣化した後で修正しようとしても困難かと。
今まさに自転車が軽車両として交通ルールを順守しなければならないものを、今まで全く規制・指導してこなかったから全然守られていませんよね?加えて最近では路上指導も全く見られなくなってしまったし・・・諦めてしまったとか、飽きちゃったとか?(歩行者の信号無視も同様ですが!)
自分も歩車分離式信号は縦横斜め・・・自由に横断しています!