路線バスの「座席指定サービス」とは 大阪シティバス、2022年までに導入予定

大手私鉄を中心に有料の座席指定列車が相次いで導入されていますが、大阪市営バスを引き継いだ大阪シティバスが、路線バスにおいて座席指定サービスの導入を検討しています。どのような内容なのでしょうか。

新車を導入してサービス展開

 大阪メトログループは2018年7月、2024年までの中期経営計画を発表。そのなかで、大阪シティバスにおいて「指定席サービス」を導入することが盛り込まれました。

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大阪駅に近い芝田交差点をゆく大阪シティバス(画像:写真AC)。

 大阪メトロと大阪シティバス(大阪メトロの子会社)は、2018年4月に大阪市営地下鉄と大阪市営バスの事業をそれぞれ継承しました。中期経営計画では「既存路線サービスの拡充」として、「中距離バス5系統で特別料金のデスク付き指定席サービスを提供」とされています。

 鉄道では近年、通勤などで「座れる列車」として、大手私鉄を中心に座席指定制の列車あるいは車両を導入するケースが増えていますが、路線バスの指定席サービスとは、どのようなものなのでしょうか。

 大阪メトロによると、「指定席サービス用として、立席のないタイプの新車を導入して行う予定です」とのこと。導入路線は検討中であるものの、2022年までのサービス開始を予定しているといいます。

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コメント

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2件のコメント

  1. 営業係数で言えば、一番黒字なのは[62]大阪駅前~住吉車庫前なのだが。。。民営化されたらこういった営業係数の公表もなくなってしまうのだろうか?
    新事業も期待しているが、現状のサービス(乗り継ぎ割引やエンジョイエコなど)の維持も忘れないでいただきたい。

  2. こういった色々なサービスが生まれることは良いことだ