JR門司港駅の復原駅舎、2019年3月オープン 1階にスタバ、2階にレストラン

2階はレストランが開店 「みかど食堂」の名前が復活

 2階の旧「みかど食堂」も建築当初の姿を復原しシャンデリアを設置。グランドオープン後はレストラン「みかど食堂 by NARISAWA」が開店します。

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2階食堂の内装復原イメージ。ここは「みかど食堂 by NARISAWA」が入居予定(画像:JR九州)。

 門司港駅の旧「みかど食堂」は1914(大正3)年の駅舎開業と同時に営業を開始した高級洋食店です。当時、山陽鉄道(後の山陽本線など)の急行列車内で食堂車を運営していたみかどが手掛けていました。

 JR九州は「復原工事中に旧厨房の床下から発見された伝票によると、1日に200組の来店があり大変にぎわっていたようですが、関門トンネルの開通によりお客さまが次第に遠のき、昭和56年ついにその歴史に幕を下ろしました」と説明しています。

 新たに開店する「みかど食堂 by NARISAWA」の料理は、東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフで、「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」のスイーツコースの演出も務める成澤由浩さんが監修。「地元のお客さまに愛され、門司港のシンボルとして誇れる洋食レストラン」をコンセプトに、「西洋の食文化と日本の食文化が融合した懐かしい料理」(JR九州)が提供されます。

 今後、2018年11月10日(土)には、券売機や「みどりの窓口」が仮駅舎から復原駅舎に切り替わります。このほかの、1階の待合室やカフェ、ギャラリー、2階の食堂、貴賓室などは2019年3月にオープンする予定です。JR九州は「これからの門司港を100年先まで見守り続ける門司港駅にご期待ください」としています。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 一階部分のひさし、取っ払うんですね。
    別に残しておいてもよかったのに。