JR九州の列車は、なぜ「とんがっている」のか? 「とんでもない新観光列車」構想も

個性的な列車が多いJR九州。その背景には、切実な事情がありました。またそんなJR九州へ近い将来、「とんでもない新観光列車」が登場するかもしれません。

JR九州に「とんでもない列車」登場? ファミリー向け寝台列車は実現するか

 水戸岡さんは現在、水戸岡さんが手がけた豪華寝台列車「ななつ星in九州」などで得たソフトを生かし、3世代が一緒に楽しめるファミリー向けの、世界中から注目されるとんでもない観光列車をつくりたいと考えているそうです。

「3世代が一緒に、何かをつくる。『旅』はそれができます。一緒に旅をして、おじいちゃん、おばあちゃんが知識や経験を伝えていく――。私は人生で最も大事なビジネスは、『旅』をつくることだと思っています。次の世代のために理想的な旅、鉄道、街、『感動体験』をどうつくれるか。それをつくるのは大人で、子どもたちは、それを享受する権利があります」(ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治さん)

 ちなみに水戸岡さんは、ファミリー向けの寝台列車をつくりたいと常々考えているそうですが、「まだどこからも注文がありません」と笑います。

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左からドーンデザイン研究所の水戸岡さん、由布院温泉観光協会の桑野さん、JR九州の赤木さん(2018年7月25日、恵 知仁撮影)。

 また特急「ゆふいんの森」のうち、古いほうの編成(I世、キハ71系)がデビューしたのは1989(平成元)年。「次の車両」を考える時期になっているようです。JR九州の赤木さんによると、単に車両が新しくなるのか、はたまた“異なる形”になるのか、何も決まっていないそうですが、「とてつもない、想像を超えることをしないといけません」とのこと。

「人を幸せにできる『旅』を作るビジネス。誇りのある仕事ですし、我々には、もっとやれることがあるのではないかと思います」(JR九州 赤木由美さん)

 近い将来、見る人をワクワクさせてくれる新たな「オンリーワン」の列車が、九州で見られるかもしれません。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. もう水戸岡はええよ。

    勘違い高級は下品なだけで疲れる。

  2. 本文中にある「ゆふいんの森」(Ⅱ世)ですが、形態からすると(Ⅲ世)だったのでは?

    Ⅱ世は確か「(旧)オランダ村特急」の気動車をリニューアルする形で登場した、先頭車両がパノラマタイプの編成だったと記憶していますが…

  3. >先頭車両がパノラマタイプの編成だったと記憶していますが…

    今は特急あそぼーいとなってる車両やな

  4. 寝台列車=夜行列車 に関しては 観光に特化するのも良いが、数多くの観光列車を既に行なっているので「夜遅めに出て朝早めに着く」という夜行本来の価値を追求するダイヤ設定できれば良いが・・・

    2010年代以降の水戸岡デザインはパターン化してしまったのでせめて90年代・2000年代の意匠を再現するとか出来れば良いけど

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