日本の東西南北「最果てバス停」はどこにある? バス会社の名前もズバリ…
日本全国に何十万とあるバス停。東西南北それぞれの「最果て」に位置するのはどのようなバス停でしょうか。それぞれの行き方も紹介します。
東と北は北海道に
日本全国に何十万とあるバス停。東西南北それぞれの「最果て」に位置するのはどのようなバス停でしょうか。
日本最北のバス停は、やはり日本最北端の地「宗谷岬」にある宗谷岬バス停です。岬の先端には「日本最北端の地」を表す記念碑が建っており、その先には約43km離れたサハリンの島影がうっすらと見えます。
こちらは宗谷バスが運行する天北宗谷岬線のバス停。天北宗谷岬線は音威子府(おといねっぷ)と稚内駅前ターミナルを4時間以上をかけて結ぶ長大路線です。稚内駅から乗れば、宗谷岬バス停までは1時間程度で到着します。もし稚内空港から行くのであれば、ターミナルから徒歩約30分の自動車学校バス停まで歩くことになりますが、期間によってはこちらからも臨時バスが運行されます。
そして、日本最東端のバス停も北海道にあります。根室交通が運行する納沙布線の納沙布岬バス停です。納沙布線は根室駅前のターミナルから1日7往復運行しており、約44分で納沙布岬バス停までを結んでいます。
納沙布岬は本土最東端の地であり、一般に立ち入れない北方領土を除けば日本最東端の場所。北方領土の島々も近く、岬から島の姿を肉眼で見ることができます。付近は公園として整備されており、北方領土返還を祈念するモニュメント「四島(しま)のかけ橋」や、根室市北方領土資料館があります。
まんま川崎市のバスだな