アクアラインのトンネル、「道の下」にも「道」がある すべり台も(写真27枚)

東京湾を横断するアクアライン。通常は入れない、そのトンネルの「下部」を探検するイベントが実施されました。「すべり台」のようなものも。

応募倍率は22.7倍!

 東京湾アクアラインの海ほたるPA(千葉県木更津市)で2018年8月2日(木)、アクアトンネルの避難設備などを見学するツアー「アクアライン探検隊」が実施されました。

 神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ、全長15.1kmの自動車専用道路「東京湾アクアライン」。川崎側にアクアトンネル(9.5km)、木更津側にアクアブリッジ(4.4km)があり、そのあいだに人工島の「海ほたる」が設けられています。

「探検隊」は、「2018サマーフェスティバルin海ほたる」の一環として行われたもので、開催12回目の今年、22.7倍の応募倍率だったそうです。

Large 20180813 01
「海ほたる」から緊急避難通路へ向かう途中の様子。「海ほたる」を支えるコンクリートの梁が広がる(2018年8月2日、伊藤真悟撮影)。

 アクアトンネルは、上が自動車専用道路、下が緊急避難通路の2層構造。道路で交通事故や火災が発生した場合、下の緊急避難通路へ逃げられるようになっています。

 緊急避難通路には300m間隔で待避所が設けられており、避難用スロープ、消防用の進入スロープ、非常用電話を備えます。

 避難用スロープは、上層の車道から下層の緊急避難通路へ移動するためのもの。すべり台のように使います。対し消防用の進入スロープは、消防士たちが緊急避難通路から車道へ上がるために使用。ホースやストレッチャーを持って通過することを考え、幅が広く、すべりにくい構造です。

 ちなみに緊急避難通路は、気圧がやや高めに設定されています。車道で火災が発生したとき、煙が流れてこないようにするためです。

 アクアトンネルの緊急避難通路から地上へは、川崎側の「浮島出口」、トンネルの吸気と排気を行う「風の塔」(川崎人工島)にある「人工島出口」、木更津側の「海ほたる」にある「木更津出口」の3か所から出られます。

 なお「アクアライン探検隊」では、道路管理車両の体験試乗やドクターヘリ、海上保安庁の巡視艇「はまぐも」の見学も行われました。

【了】

この記事の画像をもっと見る(27枚)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス