首都高山手トンネル、なぜうねうね? 起伏は渋滞の一因に まっすぐ掘らなかったワケ

東京の地下を貫く首都高の山手トンネルは、一部区間で上り坂と下り坂が連続します。こうした起伏は渋滞の要因にもなりますが、なぜこのような構造なのでしょうか。

起伏の多い区間は、さらに下にあるものが…

 首都高C2中央環状線の西側、5号池袋線から湾岸線にかけての区間は、そのほとんどが山手トンネルで構成されています。

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山手トンネル内回り、中野長者橋付近。左側の青い光は「エスコートライト」と呼ばれる(画像:首都高速道路)。

 全長約18.2kmと日本一長い道路トンネルである山手トンネルは、地上につながる両端部だけでなく、内部も起伏が連続する構造になっています。一般的なトンネルも、排水や換気のため勾配(坂)がついていますが、これとは事情が異なるものです。山手トンネルではこの起伏の上り坂で速度が低下し、中野長者橋付近などでは渋滞が発生することも。なぜこのような構造なのか、首都高速道路に聞きました。

――なぜトンネル内で起伏が連続するのでしょうか?

 山手トンネルの区間は、周辺環境への影響を極力抑えるべくトンネル構造を採用しましたが、地下空間の利用が高度に進んでいる都心部では、地下鉄や地下埋設物と支障することなく路線を計画する必要があります。そのため、現在のような勾配のある路線となりました。

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山手トンネル縦断図の一部。下を通る都営大江戸線と同じように起伏が連続している(画像:首都高速道路)。

※ ※ ※

 山手トンネルの縦断図を見ると、南北方向に貫く山手トンネルが、東西方向に通る多くの地下鉄や川よりも深いところを貫いていますが、西池袋出入口から西新宿JCTにかけては、山手トンネルのさらに下を都営大江戸線が並行していることがわかります(大江戸線の駅間では落合南長崎~西新宿五丁目間)。この区間では、山手トンネルよりも先に開通した大江戸線のトンネルに合わせるかのように、山手トンネルにも起伏が連続しています。

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コメント

5件のコメント

  1. 地上も平坦じゃないだろうに何で高低差の話がが地表面基準なの?

    • 同意

  2. レーダークルーズが普及して速度低下が抑えられるようになれば、自然渋滞は大幅に減ると思われます

    • レーダークルーズついてても使わない人の方が多い現実

  3. リニアモーターカー地下に敷設するの難しそう