マンションに学童保育や保育園が入居し子育て支援 ワークスペースやカフェも 東急(写真18枚)

東急電鉄が、田園都市線たまプラーザ駅近くの集合住宅に「地域利便施設」を開業。カフェやシェアワークスペース、保育園などが入居し、幅広い世代の交流や子育てを支援します。

住民だけでなく、地域の人たちの交流の場に

 東急電鉄が2018年10月11日(木)、田園都市線たまプラーザ駅(横浜市青葉区)から至近の場所に「CO-NIWAたまプラーザ」を開業させます。

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オフィスやカフェ、保育園などが入居する「CO-NIWAたまプラーザ」の外観(2018年10月9日、伊藤真悟撮影)。

「CO-NIWAたまプラーザ」は、3棟からなる集合住宅「ドレッセWISEたまプラーザ」の低層階に位置する地域利便施設。2012(平成24)年に東急電鉄と横浜市が締結した、郊外の住宅地を再生する「次世代郊外まちづくり」協定に基づき、住まいから歩ける範囲に、買い物や子育て、就労、コミュニティ活動など、暮らしに必要な機能を集約させることを目的に誕生しました。

 施設には、オフィスや会員制シェアワークスペース、学童保育、保育園、コーヒーショップ、バー併設のワインショップ、レストランが入居。学童保育は、昼間に保護者が家庭にいない小学生に対して授業の終了後に適切な遊び、および生活の場を与えるスペースです。シェアワークスペースにはキッズルームを設置するなど、多様な働き方に応えるとともに、安心して子育てできる環境を用意しています。

 集合住宅の住民だけでなく、地域の人たちが交流する場として、共用の広場やテラスを設置しているのも特徴です。今後は、フリーマーケットや子どもたちの作品の発表の場などとして活用するとのこと。また、テナントではワインセミナーや親子料理教室、育児セミナーといったイベントも予定しています。

 東急電鉄によると、「CO-NIWA」という名称は、「人々が共同して、さまざまな活動を行う場(庭)」にしたいという想いが込められているそうです。

【了】

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