豪華寝台列車の先駆け「ななつ星in九州」5周年 平均21.8倍 ホームで新曲生演奏
「ななつ星」に8回乗った人も 車両改装の可能性、あり?
5周年を迎えたJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」は、2018年10月16日(火)出発分までで、合計444本を運行。6042組、1万1915名が乗車したそうです。
「熊本地震や豪雨災害など、5年間には大変なこともありました。しかし、急遽のルート変更にもご協力いただくなど、地元の皆さまのお力もあって、5年間運行できました。6年目からも『感動できる旅』をご提供できるよう、頑張りたいです」(JR九州 代表取締役社長執行役員 青柳俊彦社長)
料金が高額でありながら、人気も高い豪華寝台列車。「ななつ星in九州」の抽選倍率は、これまでの平均で21.8倍。うち1割程度がリピーターで、なかには8回乗車した人もいるとのこと。
なお2018年10月、5周年を迎えた「ななつ星」の車両改装に関する報道がありましたが、この車両改装についてJR九州の青柳社長は今回のイベント後、「いつかモデルチェンジがあるかもしれないが、具体的な予定はない」と話しています。
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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
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