2700系特急形ディーゼルカー導入へ 2600系踏襲、全席コンセントに荷物置き場も JR四国

JR四国が新型の特急用車両である2700系ディーゼルカーを導入します。

2000系特急形ディーゼルカーを置き換え

 JR四国は2018年11月26日(月)、2700系特急形ディーゼルカーを導入すると発表しました。

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2700系特急形ディーゼルカーの外観イメージ(画像:JR四国)。

 予讃線、土讃線、高徳線で使用されている2000系特急形ディーゼルカーの老朽置き換え用として登場します。完成両数は2両編成×2本、最高運転速度は130km/hです。

 外観は、2017年12月に営業運転を開始した2600系特急形ディーゼルカーを踏襲し、日本の伝統意匠をアレンジした「Neo Japonism(ネオ・ジャポニズム)」をコンセプトに。JR四国によると「安らぎと先進性を合わせ持つ特急車両」といいます。徳島の「阿波おどり」と高知の「よさこい」の“情熱”をディープレッドの色で表現。さらに「オリーブ」をモチーフに香川をイメージしたグリーンのラインを加えています。

 車内は、デッキの扉面や座席に伝統文様をアレンジしたデザインを施すほか、座席の色は、徳島がはぐくんだ「ジャパンブルー」、高知から望む太平洋の「オーシャンブルー」で彩るといいます。

 各座席には電源コンセントやドリンクホルダー、コートフックなどを設置。さらに、ノートパソコンなどの使用を考慮し、テーブルは大型のものが採用されます。

 客室照明は2600系と同タイプのLED照明を採用し、消費電力を削減。また、車内には車いす対応多機能トイレや非常通報装置(SOSボタン)、防犯カメラが設置されます。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. 土讃線の2600の傾斜角度の問題解決できてるのかな?
    今度こそ2000の置き換えって話なら大丈夫なんだろうけど?
    キハ181の時は高馬力エンジンに屋根にラジエター積んだアンバランスが災いして土讃線内のカーブ区間は鈍足な特急だったし

    • 2600系の空気ばね式車体傾斜方式(N700系やE5系等で絶賛採用中)ではなくて制御付き自然振り子方式のはずだからそのへんは大丈夫、なはず。