富士山静岡空港と静岡県が運営権実施契約締結 12月にフードコート、ラウンジオープン

空港民営化に向けて、富士山静岡空港と静岡県が空港運営権実施契約を締結。あわせてフードコートやビジネスラウンジなどが相次いでオープンします。

「マツモトキヨシ」もオープン

 富士山静岡空港と、同社の株主である三菱地所、東急電鉄の3社は2018年11月22日(木)、「富士山静岡空港特定運営事業等公共施設等運営権実施契約」を静岡県と締結したと発表しました。

 静岡県は静岡空港の民営化に向けて、空港運営の中心を担う民間事業者を公募し、3月には三菱地所を代表企業とし東急電鉄から構成される企業連合「三菱地所・東急電鉄グループ」を選定していました。今後は、2019年4月1日からの空港運営事業開始に向けて、準備が進められます。

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2018年12月6日にオープンする「フードコートFSZ」の完成イメージ(画像:東急電鉄)。

 これに並行して、旅客ターミナルではリニューアルが進行中。2018年12月6日(木)には約160席の「フードコートFSZ」がオープンします。静岡県を代表する店舗として、ラーメン「麺屋 燕」、餃子「元祖 浜松餃子 石松」、そば・うどん「東海軒富士見そば」の3店舗が開店。残る1店舗の「パスタ屋1丁目」も2019年2月初旬にオープンする予定です。

 このほか、ドラッグストア「マツモトキヨシ」は12月6日(木)、ビジネスラウンジ「YOUR LOUNGE」は12月22日(土)にそれぞれオープンします。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 記事とは関係ないけど、
    新幹線静岡空港駅の実現には、中央新幹線開業後 東海道新幹線に余裕が出た後か

    現時点では、静岡空港前後の区間を複々線にするのをJR東海の負担なしで行なうこと

    これが条件になると思う。鉄道が乗り入れれば空港運営にとっても大きな優位性が持てる。