フラッシュ厳禁、「儀装馬車列」とは オフィス街に響く馬蹄、漆塗り馬車は100年モノ(写真14枚)

東京、丸ノ内のオフィス街を、騎馬警官に警護された華やかな馬車の車列がゆるゆると通過し皇居へ向かって行きました。なんとも非日常的な光景ですが、実は重要な外交行事のひとつなのです。

大使館のSNSに必ずアップされる「楽しみな」行事

 和田倉門交差点と東京駅中央口交差点は、一時的に人も車も通行が規制されます。ほとんどの人は何が行われているのか分かりませんので、警官や警備員に何事かと尋ねる姿があちこちで見られます。警官や警備員も慣れたもので、何の行事でどこの大使だということまで教えてくれます。その話がざわざわと雑踏に広がり、多くの人はここで立ち止まってスマホを取り出します。

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先導警護の警視庁騎馬隊(月刊PANZER編集部撮影)。

 信任状捧呈式に馬車を使う国は、日本以外ではイギリス、スペイン、オランダなどごく一部の国だけで、日本に赴任する大使の楽しみにすることのひとつになっているといわれます。儀装馬車による送迎そのものも外国では珍しいため、SNSの大使館アカウントからは、必ずと言ってよいほどその映像がアップされます。

 儀装馬車はどんな高級自動車より目立ちます。沿道の多くの人に注目され手を振られたり、一般の人もSNSに投稿したりしています。大使も沿道に手を振るなどして、歓迎されていることを実感するといいます。この儀装馬車列は国際親善の大きな役割を担っているのです。

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東京駅中央口交差点から行幸通りを進む(月刊PANZER編集部撮影)。
随行員の馬車(月刊PANZER編集部撮影)。
和田倉門交差点から皇居に入る(月刊PANZER編集部撮影)。

 ちなみに東京駅が大規模改修工事に入った2007(平成19)年4月から、この信任状捧呈の車列は、皇居前の明治生命館から発着していていましたが、駅改修工事の完成にともない東京駅発着に戻されました。2017(平成29)年12月11日、復活したルートを走る儀装馬車に最初に乗ったのは、駐日ベナン大使でした。

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コメント

1件のコメント

  1. 馬車列の本当の最後はボロを拾ってく宮内庁の軽トラがついてく。豆な。

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