JR、地下鉄、私鉄の3案…「大阪万博」開催で会場アクセスはどうなる?(写真23枚)

半世紀ぶり2度目となる大阪万博の開催が決まりました。今回の万博会場は大阪湾岸の人工島。ここには大勢の人を一度に運べる交通機関がなく、鉄道の整備が急務といえます。どのような鉄道ネットワークが整備されることになるのでしょうか。

五輪招致失敗で凍結の新線が再起動

 2025年の国際博覧会(万博)は大阪で開催されることが決まりました。万博会場へのアクセス輸送をどうするのか、にわかに注目が集まっています。

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夢洲への延伸構想があるJRゆめ咲線の終点、桜島駅(2018年12月、草町義和撮影)。

 国際博覧会事務局(BIE)は2018年11月23日、3か所の候補都市のうち日本の大阪を開催地に決定。大阪港にある人工島のひとつ「夢洲(ゆめしま)」に整備された会場で、2025年の5月3日から11月3日までの185日間、開催される予定です。

「2025年大阪万博」は来場者数が約2800万人と想定されています。1日平均は約15万人ですから、全ての来場者をバスで運ぶのは困難。そのため、夢洲に延びる鉄道新線の構想を早期に具体化して、万博開催に間に合わせようという動きが強まりました。

 最も有力視されているのは、北港テクノポート線を一部だけ整備する、大阪メトロ中央線の延伸案です。北港テクノポート線とは、中央線のコスモスクエア駅から夢洲を経由し、新桜島駅(JRゆめ咲線の桜島駅から北へ約900mの地点)までの7.5kmを結ぶ地下鉄新線の計画。もともとは1980年代、夢洲などの人工島に新都心を整備しようとした「テクノポート大阪」構想の一環でした。

 1990年代には、2008(平成20)年夏季オリンピックの大阪招致運動が始まり、夢洲の北側にある人工島「舞洲(まいしま)」を会場にすることが想定されました。このとき北港テクノポート線の計画も具体化しましたが、のちに開催都市が中国の北京に決まったため、計画が事実上凍結されています。

 大阪市は今回、「2025年大阪万博」の開催決定を受け、北港テクノポート線の一部を大阪メトロ中央線の延伸区間として、早期に実現させる方針。全体のルートのうちコスモスクエア~夢洲間の約3kmのみ、万博開催時の開業を目指すことにしました。

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コメント

4件のコメント

  1. 鉄道アクセスは地下鉄中央線の夢洲延伸・8両対応程度で十分だと思う。
    万博が終われば需要は大幅に減る。京阪やJRまでもが延伸しても自分の首を絞めるだけ。
    それよりも既に事業が進みつつある「なにわ筋線」・淡路前後の高架化事業・阪高湾岸線の六アイ以西の延伸などを着実に進めていただきたい。

  2. 記事の誤りを指摘します。
    大阪府は、IRは、万博終了後ではなく、万博開幕前の開業を目指して既に動いています。
    前年の2024年開業を目標にしているようです。

    • ご指摘ありがとうございます。 訂正いたしました。

  3. 根拠の無い希望的観測ですが。

    大阪メトロの中央線が夢洲まで延長。京阪電鉄は中之島から西九条まで延長。

    JR西日本は「なにわ筋線」を優先させるものの桜島駅周辺にバスターミナルを整備すると思いますが、舞洲と桜島を繋ぐ此花大橋が阪神高速道路のランプを兼ねているので混雑は避けられないでしょう。

    後それから神戸空港と関空を結ぶ連絡フェリーからも応援は出る筈です。