「外車のレンタカー」なぜいま拡大 過去には失敗も 変化した価値観

輸入車のレンタカーが増えています。業界大手のニッポンレンタカーも、かつて中止した輸入車の貸し出しを、大手ディーラーのヤナセと手を組み全国で展開。背景には「所有からシェアへ」という時代の流れだけでなく、輸入車に対する価値観の変化が存在します。

「高嶺の花」ではなくなった輸入車、だからこそレンタカーで

 ニッポンレンタカーサービスはヤナセとの提携について、「ふだん国産の小型車を利用されている方が、何かの記念に使っていただけるような車種を導入し、サービスを拡大したい思いがありました。そこで、レンタカー事業を拡大したいヤナセさんと思惑が一致したのです」と明かします。

 ただ、同社では過去にも輸入車を取り扱っていたものの、あまり利用がなく中止したそうです。「昔は『外車だから』というある種の抵抗感があったからでしょう」とのこと。

「かつての輸入車は国産車との価格差が大きく、『高嶺の花』のイメージがありましたが、いまやその差が縮まり、輸入車の販売台数も順調に増加しています。輸入車がより手の届きやすい存在になったことが、レンタカーのニーズにもつながっているのです」(ニッポンレンタカーサービス)

 ニッポンレンタカーでの取り扱い車種は、メルセデス・ベンツの「Aクラス」や「Cクラス」、BMW「2シリーズ」、アウディ「A1」などが中心。ヤナセによると、いまレンタルで最も利用が多いのはBMWのSUV「X1」(導入地域は東京と北海道のみ)だそうです。ニッポンレンタカーサービスは、「2018年12月には、東京の店舗でフォルクスワーゲンの新型『ポロ』も導入しました。ワーゲンの『試し乗り』にはちょうどいいでしょう」と話します。価格は車種にもよりますが、たとえば「ポロ」は6時間で8100円(税込みの一般料金)です。

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レンタカーにおける人気車種、BMW「X1」(画像:ヤナセ)。

 より高額なクルマや、ヴィンテージカーなど、個性的な車両をレンタカーとして導入する会社もあります。しかしニッポンレンタカーサービスは、「バラエティーに富ませるのも考えられなくはありませんが、お客様の嗜好や運転のしやすさ、サイズ感などを考えると、現行のラインアップがちょうどいいくらいかもしれません」といいます。

 ちなみに、ヤナセはレンタカーのウェブサイトで、各車種の操作方法の解説に力を入れています。「国産車と違って、カーナビやワイパーの操作方法がわからないといったお声もあるため、動画で詳しく説明しています」とのことです。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 新車販売も下取り車の下落を囁いて客の好みの外装内装色を無視して在庫を押し付けてくる商売の延長線上の貸し渡し事業だろ

    今はベンツも国産並みにコストを削った車なので特に水に弱く雨の日はエンジンチェックランプ点灯やエンスト、これらを承知でないと輸入車は買えません

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