海自P-1哨戒機を飛ばす「精強」第3航空隊ってどんなところ? 司令に聞く役割、務め

韓国艦艇によりレーダーが照射されたと見られる問題について、はからずもその当事者となってしまった、P-1哨戒機を擁する厚木基地第3航空隊。そもそもどのようなところなのか、司令に話を聞きました。

海外でも「精強即応」、2016年ニュージーランドでの地震対応

 引き続き「精強即応」について、藤澤司令は「海上自衛隊においては、航空隊司令だけではなく、部隊を指揮する上で、どの立ち位置においても大きな目標・方針となっています」と話します。確かに、海上自衛隊の公式広報ビデオにも見られる言葉です。

「我々は航空部隊ですから『即応』なのは当然のこととして、『精強』は、ほかの航空隊などにおいても旗印にしていると思いますし、『精強即応』から離れた指揮官は見たことがありません」(藤澤司令)

 藤澤司令はさらに「非常に味があり、高みにある目標だと言えます。海上自衛隊の哲学となっています」と続けました。

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「航空隊は特に『即応』なのは当然の努めです。他部隊においても『精強』の精神基盤はゆるぎないものとなっています」と藤澤司令(2018年12月7日、関 賢太郎撮影)。

「精強即応」が発揮された例のひとつとして、2016年11月13日、ニュージーランドにて発生した大規模地震での実績があります。

「ニュージーランド海軍主催の国際観艦式および多国間共同訓練へ参加するため、3空からP-1を2機派遣していましたが、不幸にして地震が起きてしまい、ニュージーランド政府の協力要請を受けました。沿岸部含めた被害状況偵察にあたってほしいというオーダーで、(式や訓練へ参加するという)任務を変更しそれに対応しました。やはり何かあった時、オーダーに対して『いや、できません』とは絶対に言えませんから、つねに与えられた任務を完遂すべく、日頃から準備と訓練をしておくこと、それが『精強即応』において重要です。また、そのような任務を実施できる搭乗員を、継続して育て上げていくことが、司令に与えられた責任でもあります」(藤澤司令)

 第3航空隊は、200名以上からなる隊員によって構成されます。元々は機体の日常的な整備や運用を担当する「列線整備隊」も所属していましたが、より専門的な整備を行う第4整備補給隊へ移され統合されたため、藤澤司令が指揮する隊員はほぼ全員がP-1の搭乗員となっています。

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コメント

1件のコメント

  1. 日頃の活動本当に心強いです。

    韓国軍によるレーダー照査問題は絶対に有耶無耶にしてはいけないと思います。

    韓国に対して厳しい制裁を課すべきです。

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