よみがえる伝統の門司港駅「みかど食堂」、その味を実食! 皇族用の部屋も

「みかど食堂 by NARISAWA」のメニューを実食! とろけました

 このたびの「みかど食堂 by NARISAWA」試食会でサーブされた料理は、「門司港近海の鮮魚 一匹まるごとロースト 焦がしバターソース」と、鹿児島産の牛肉と長崎産の有機米を使った「ビーフカレー」。

「鮮魚のロースト」は今回、タイ、カサゴ(福岡ではアラカブ)、イトヨリを使用。ドライトマトとケッパーを載せ、焦がしバターソースでオーブンロースト。レモンの酸味が効いたものでした。今後はアジやカキなども使い、季節ごとに旬の魚を使った料理を出していくそうです。

「カレー」は、何十種類ものスパイスを用い、野菜でとろみをつけたもの。ほどよく甘く、ほどよく辛味が効き、牛肉は口の中で溶けてしまい、単なる洋食メニューにはとどまらない美味しさでした。

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「鮮魚のロースト」のカサゴ(2019年2月4日、皆越和也撮影)。
柔らかい肉がゴロゴロと入ったビーフカレー(2019年2月4日、皆越和也撮影)。
「みかど食堂 by NARISAWA」のテーブルセット(2019年2月4日、皆越和也撮影)。

 試食会のあとには、青柳俊彦JR九州代表取締役社長執行役員、北橋健治北九州市長が出席し、門司港駅グランドオープンについての記者会見が行われました。3月10日(日)の当日に行われるセレモニー、ライトアップや駅前キャンドルなどのイベント、SL(8620型蒸気機関車58654号機)の展示、博多~門司港間の臨時特急「きらめき」運行なども発表されています。

 門司港駅は2018年11月にみどりの窓口と券売機などが復原され、既に使用開始済み。今後は細かい部分の作り込みや駅前広場の整備などが行われ、3月10日(日)のグランドオープンを待つことになります。

【了】

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Writer: 皆越和也(フォトライター)

1961年熊本県人吉市生まれ。東京の編集プロダクション、出版社、PR代理店等で四半世紀ほど編集者、ライター、カメラマンなどの業務に携わり、2010年よりフリーのフォトライターに。2011年より拠点を熊本市へ移し国内外で活動中。

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